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話題 2022.02.17

ポータブルゲーム機「Steam Deck」は、VRゲーム非推奨か?

Valveのポータブルゲーム機「Steam Deck」が、PC向けVRゲームのプレイを“非推奨”としたようです。同デバイスは以前から、VRゲームが遊べる可能性が浮かんでおり、Valveも完全な否定は行っていませんでした。

Steam Deck」は、携帯機サイズのゲーム機で、「Steam」のPCゲームが遊べます。「Zen2/RDNA2」によって、高スペックPC推奨となっているゲームで遊べるとされています。ストレージ容量が異なる3タイプが展開され、価格は399ドル(約46,000円)から。アメリカやヨーロッパでの出荷は2022年2月から開始される予定です。

今回の“非推奨設定”は、Valveが2021年10月に発表した「Steam Deck」向けのラベルシステムによって判明しました。同システムは、Steamで配信されているゲームが「Steam Deck」で動作するかを示すもの。「Verified」は快適に動作。「Playable」は動作するものの要調整、「Unsupported」は、動作を保証しないという区分です。

互換性の確認がされていないゲームには「Unknown」というラベルが設定されています。

米メディアUploadVRによれば2022年2月現在、すべてのVRゲームを非対応(「Unsupported」)とするプロセスが始まっているとのこと。「SteamDB」のリストからは、ハイエンドPCVRゲーム「Half-Life: Alyx」に「Unsupported」ラベルが適用されているのが確認されています。

(参考)UploadVR

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