12月27日、PCゲーム配信プラットフォームSteamで「2024年の年間ベスト」が公開されました。
例年通り「VR年間ベスト」のカテゴリが用意されており、総収益に基づく年間トップのVR専用ゲームが複数選出されています。
2024年は「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」という3つのグレードが設定されています。本記事では各グレードから、注目度の高い作品をピックアップして紹介します。
プラチナ受賞
Gorilla Tag
下半身が表示されていない「上半身のみのゴリラ」になって、フィールドを走り回りながら他のゴリラ(プレイヤー)との鬼ごっこを楽しむマルチプレイ専用のアクションゲーム。2024年現在も、1日のアクティブユーザー数は100万人、月間アクティブユーザー数は500万人を超えています。
Blade and Sorcery
剣や斧、メイスなどの様々な武器と魔法を用い、襲い来る悪党たちを問答無用で成敗していくゲーム。以前から早期アクセス版が配信されていましたが、2024年6月に正式バージョンがリリースされました。
Into the Radius 2(早期アクセス)
謎の異常現象によって立ち入り禁止区画となった鉱山の街を舞台にした、オープンワールド形式のサバイバルFPS「Into the Radius」の続編。現時点では早期アクセス段階の作品ですが、ホラーとサバイバル要素が両立した作風が評価され、レビュー数は2,200を突破しています。
ゴールド受賞
Metro Awakening
終末世界を舞台にしたMetroシリーズの最新作。舞台は2028年で、放射線に汚染されたモスクワの地下鉄トンネルにて、妻を探す医師“セルダル”としてゲームを進めます。放射線から身を守るフィルターを探したり、ヘッドランプを暗闇の中で慌てて充電したり、トンネルの奥深くで無数の脅威と戦いながら手動で銃に弾丸を装填したりと、シリーズのゲームプレイがVRで再現されています。
レジェンダリーテイルズ
マルチプレイにも対応したVRダンジョンRPG。地下迷宮に棲みついた魔物たちを多彩な武器と魔法で撃退しながら最深部を目指します。物理演算処理によって表現された武器の操作感や、一進一退の攻防が繰り広げられる緊張感抜群の難易度も特徴です。
UNDERDOGS
5トンの大型戦闘メックを操縦し、地下闘技場を舞台に繰り広げられる壮絶な戦闘に挑むVRアクションゲーム。メックには電動チェーンソー、ハンマーといった武器、補助ツールを装備可能。それによって攻撃力や機動力を高めたりしながら、闘技場での戦闘をこなしていきます。
シルバー受賞
Bootstrap Island(早期アクセス)
17世紀に起こった難破事故の唯一の生存者として、無人島でサバイバルするオープンワールドゲーム。ココナッツを岩にぶつけて皮をはぎ取る、ナイフで鍵のかかった宝箱を破壊して開くといった、サバイバルらしいゲームシステムが実装されているのが特徴。またローグライク要素が導入されており、ゲーム展開は“短く激しいセッション”になっているとのことです。
Five Nights at Freddy’s: Help Wanted 2
「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」の続編。プレイヤーは大手ピザ屋「Fazbear」の新入社員として、機械人形「アニマトロニクス」の襲撃を潜り抜け、朝まで生き延びることを目指します。
(参考)Steam