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話題 2020.04.26

自宅が“重なる”世界? VR普及後の未来を描くコンセプト映像

ロンドンのVRスタジオSpace Popularは、VRが普及した将来、人々がVR内でどのように交流するかを予測した映像「The Venn Room」を製作、発表しました。

「The Venn Room」は、Tallinn Architecture Biennale  2019(TAB 2019)に出展するために製作された映像です。人が、友人や家族とVR内で交流するようになった世界では、それぞれの自宅が(VR内で)“重なる”「Venn Room」が出現するというアイディアを描いています。

公開された映像では、有線電話が“バーチャル移動”の先駆けであるという解説が行われた後、TVやビデオ会議などの説明が続き、その後異なる家庭の部屋が、ひとつに重なる様子が描かれています。

Space Popularによれば、「Venn Room」は製作当時、あくまでもコンセプト映像だったものの、現在の新型コロナウイルスの流行を受けて方針転換。すでに2Dバージョンの作成も行ったとのこと。

関係者のコメント

Space Popularの創業者Lara Lesmes氏とFredrik Hellberg氏は、「The Venn Room」について以下のようにコメントしています。

安全かつプライベートな空間(自宅など)からバーチャル空間にアクセスをする限り、実際の自宅が、(VR内)空間に類似していくことは避けられないでしょう。

(参考)Dezeen


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