ARを活用した写真SNS「スナップチャット」に、手話を学べるARレンズ(フィルター)「ASL Alphabet Lens 」が登場しました。英語(アルファベット)を手で表す方法を、ミニゲームなどを通して学べます。
「ASL Alphabet Lens」は、Snap社内の聴覚の不自由な社員によって結成されたチーム“Deafengers”によって開発されたとのこと。過去に、AIやコンピュータビジョンを専門とするSignAll社と提携し、手話レンズを開発したことで知られています。
「ASL Alphabet Lens」に実装されているミニゲームは、(アプリの)ハンドトラッキング技術を活用。自分の名前を、手話で表現するやり方なども学べます。モニタリング機能も導入されており、学習の状況を確認しながらアプリを利用できます。
「ASL Alphabet Lens」のリリースについて、Snap社は「世界には聴覚障害者が4億人以上いると言われています。ネイティブの手話話者にとって、世界には、言語的不公平が存在しています。我々は、ARが互いのコミュニケーション方法に革命を起こすことができると信じています」とコメントしています。
「スナップチャット」はAR機能で顔を加工したり写真を撮ったり、フレンドとチャットしたりできるアプリ。画像をすぐに消せるため、その瞬間の楽しいことをシェアしやすいのが特徴です。撮影にARで様々なエフェクトをかけて自分の顔を色々と加工できます。
「スナップチャット」のダウンロードはこちら。
https://www.snapchat.com/
(参考)VRScout
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