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話題 2020.05.13

VR酔い軽減や全身トラッキングに関係? ソニーが特許出願

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、VR酔いの軽減やボディトラッキングの実現を目的とすると思われる、複数の特許を出願していたことが判明しました。今回出願が判明したのは「VR酔い低減システム、ヘッドマウントディスプレイ、VR酔い低減方法及びプログラム」と、「トラッカーのキャリブレーション装置、トラッカーのキャリブレーション方法及びプログラム」の2種類です。

ヘッドセットを揺らして酔いを軽減、全身トラッキング関連など

「VR酔い低減システム、ヘッドマウントディスプレイ、VR酔い低減方法及びプログラム」は、“エンターテインメント装置”が、HMDに表示する映像の状況(視点速度など)にあわせて、デバイス上部に取り付けられた揺動装置の揺動を制御するシステム。VR内の状況にあわせて、揺動装置を動かすことで、現実とのギャップを縮小し、酔いを軽減する仕組みと思われます。

「トラッカーのキャリブレーション装置、トラッカーのキャリブレーション方法及びプログラム」は、説明によれば、“複数の種類のトラッカーの相対的な位置を予め計測することなくこれらのトラッカーのキャリブレーションを精度よく実行できるトラッカーのキャリブレーション装置”とのこと。

同特許では、トラッカーデータの取得部が、複数の位置座標(“元”と移動先と思われる)を主翼。パラメータ推定部がトラッカーデータに基づく形で、相対的な位置の推定を行います。図面に人体図が含まれることから、ボディトラッキングに使用するための技術である可能性が高いでしょう。

(参考)TheGamePost


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