2021年にMeta Quest(Quest 2)版が発売されたVRアクションアドベンチャーゲーム「シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山」のPC向けVR版が6月17日、Steamで販売開始となりました。価格は税込2,570円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。真面目な日本語に対応しています。
「シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山」は1987年にパソコン向けに発売され、日本でもファミリーコンピュータ(ファミコン)、NINTENDO64、ゲームボーイカラーなどでシリーズ作が発売されたアドベンチャーゲーム「シャドウゲイト」のVR向け完全新作。
「シャドウゲイト」生誕35周年記念作品でもあり、プレイヤーは副題にもある「ミスロクの鉱山」内部の古代迷宮で巧妙なパズルを解き明かし、即死確定の罠を潜り抜けながら冒険を繰り広げていきます。
旧「シャドウゲイト」から大幅にアクション性が強化されたゲームシステム、魔物との戦闘を始めとする新イベントの数々が見所。難易度もプレイヤーそれぞれの腕前に適した4種類が選べるほか、探索中にはカラスの使い魔「オーディン」が案内をしてくれたりと、現代的な改良も施されています。
なお、ファミコン版「シャドウゲイト」は、発売元のケムコの珍妙な翻訳によって爆誕した「ざんねん!!わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!」「ホップ ステップ ジャンプ…… かーるいす!!」などの名言・珍言の数々で今なお語り継がれる伝説的な作品です。(※ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信中)
今回のVR版はNINTENDO64向けに発売された「シャドウゲイト64 Trials of The Four Tower」に近い真面目調。
しかしながら、探索中にオーディンが皮肉を交えたツッコミをしてくれたり、唐突な即死トラップは変わらず健在であるなど、特有の味は健在となっています。
ソフトウェア概要
タイトル |
シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山 |
発売・開発元 |
Zojoi、Azure Drop Studios |
対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S) |
プレイ人数 |
1人 |
価格(税込) |
2,570円(Steam) |
(参考)Steam