2025年2月9日から3月9日にかけて開催される、「Sanrio Virtual Festival 2025(サンリオVfes)」。今回が4回目となる、VRChatの特設ワールド「バーチャルサンリオピューロランド」で行われるイベントです。アーティスト&クリエイターによる音楽ライブとパフォーマンスを見られるほか、期間中はサンリオおなじみのキャラクターたちが登場するパレードも開催。ユーザー同士で楽しめるゲームやイベントも多数取り揃えられているVRテーマパークです。
今回はそんなサンリオVfesから、6つの見どころをピックアップ。注目のワールドや新作パレードはもちろん、新要素が加わった既存のワールドについても改めて紹介します。
目次
・テーマパークへの入り口はここ!「PURO ENTRANCE」
・サンリオコラボのアバターでオシャレを楽しもう!「PURO FASHION GARDEN」
・タワーディフェンス×リズムゲーム!?音を奏でて楽しめる「マイメロディ&クロミの Precious Harmony♪」
・ボートに乗り込みハチャメチャな旅へ!「サンリオキャラクターズ バーチャルボートライド」
・生コッペパンを連射して相手をお腹いっぱいにしよう!「ポチャッコのぱくぱく大作戦」
・サンリオが“生成AI”をテーマにパレードを作ったら……?「RYUGU – Generated Paradise」
テーマパークへの入り口はここ!「PURO ENTRANCE」
イベント全体のエントランスワールドであり、現実のサンリオピューロランドの外観と内装を忠実に再現した空間でもある「PURO ENTRANCE」。過去のサンリオVfesの来場者にとっても、サンリオピューロランドのファンにとってもおなじみの場所ですね。
このエントランスでは、サンリオVfesで楽しめる各種イベントの情報をまとめて確認可能。イベントを回るなら、まず足を運んでみましょう。
ワールドに入場すると、ピューロランドの入り口前には、多数のスポンサーブースが設置されています。サンリオらしさを前面に押し出したアイテムやフォトブースが設置されており、来場して早々にワイワイと遊びまわれます。

(バンダイのブースではサンリオキャラの「キャラパキ」を展示。ピコピコハンマーで叩いて割ることもできます)

(ファミリーマートのブースには、お店の前に佇むファミッペの姿が。実はこのファミッペはアバターペデスタルになっていて、着替えることができます)

(あまりにもリアルすぎるファミチキ。空腹時は視界に収めないようご注意ください)

(サンリオ×日テレClaNが手掛けるVTuberプロジェクト「にゃんたじあ!」。2月22日にはサンリオVfesと合同で初のリアルイベントが行われます)

(ファッション特化型マーケットプレイス「StyMore」を紹介する、and STのブース)


(50周年を迎えるマイメロディと、20周年を迎えるクロミのブースも)
サンリオピューロランドの屋内に入っていきましょう。現実のピューロランドのエントランスがリアルに再現されており、一度訪れたことのある人なら驚くはず。よく見ると、キティちゃんの周りに雪が積もっているのが印象的です。上の階に向かう右手の階段付近にあるジュークボックスでは、過去のサンリオVfesのアーティストライブを体験できるワールドのポータルを開くことができます。
さらに、前回からの変更点として、下の階に向かうエスカレーターの先に踊り場が出現しました。関連ワールドへのポータルが立ち並ぶ空間となっています。まずはエントランスに足を運んでみて、どこへ遊びに行くかをフレンドと一緒に話し合ってみてもいいかもしれませんね。
「PURO ENTRANCE」へのアクセスはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_e66d93a0-89aa-4c9e-a3b3-c82230b1d5f8
サンリオコラボのアバターでオシャレを楽しもう!「PURO FASHION GARDEN」
「PURO FASHION GARDEN」は、イベント限定のスペシャルアバターを試着できるキュートな庭園。VRChatの人気アバターとサンリオキャラクターたちがコラボレーションした特別デザインのアバターを、その場で誰でも試着することができます。
「桔梗×ハローキティ」「あのん×クロミ」「水瀬×シナモロール」「まめひなた×ポムポムプリン」「しなの×マイメロディ」の合計5体のコラボアバターが展示されており、ピンクを基調としたマイメロ色たっぷりの部屋で、写真撮影も楽しめます。
また、カラフルなガーデンに出現した「扉」にも注目。この扉からは、and STが運営するファッション特化型マーケットプレイス「StyMore」のカフェに入店することができます。
モダンなカフェの店内にはサンリオキャラたちのぬいぐるみが置かれているほか、奥には撮影スペースも。もともと写真映えのするポップな雰囲気の庭園でしたが、カフェに入ると、また別の趣向で撮影を楽しめます。
もう一点、忘れてはいけないのが、Mashumairesh!!とDOKONJOFINGERによるランウェイライブ! 両グループのメンバーが、実際に販売されている洋服を着てライブパフォーマンスを披露してくれます。昼と夜の時間帯に定期上演されているので、期間中にぜひ一度は足を運んでみてください。
(ランウェイライブ上演時間:12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 21:00 / 22:00 / 23:00 / 24:00)
「PURO FASHION GARDEN」へのアクセスはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_5e8d755c-349f-4eba-b5fd-651856b6450c
タワーディフェンス×リズムゲーム!? 音を奏でて楽しめる「マイメロディ&クロミの Precious Harmony♪」
今回のサンリオVfesで新しく登場したワールドの1つが、こちらの「マイメロディ&クロミの Precious Harmony♪」。まさかのタワーディフェンスゲームです。
ワールドの入口は、なんとものどかな雰囲気。「ようこそ 音楽の森へ」の言葉に誘われるように、ピクニック気分で森の中へと入っていきます。
するとクロミちゃんが現れ、何やら「秘密の計画」を企んでいる様子。この森には「メロディクリスタル」というシンボルがあり、音楽の力で森にパワーを与えてくれているのですが、クロミちゃんはそれを探しているようです。
しばらく進むと、クリスタルのカケラを発見。このワールドでは手をあげると「タクト」を掴むことができるので、このタクトを使ってクリスタルのカケラを叩いていきましょう。
クリスタルを叩くとエネルギーが発生し、近くにあるビーカーに吸い込まれていきます。ビーカーがいっぱいになると「森の音楽隊(モチポリ)」が登場し、楽器で音楽を奏でて道を切り開いてくれました。どうやらここまでがチュートリアルのようです。
先へ進んだところで、クロミちゃんがメロディクリスタルを持ち帰ろうとしている場面に遭遇。マイメロちゃんの「森の音楽隊を呼んで、メロディクリスタルを守って!」という声を皮切りに、タワーディフェンスゲームが始まります。
遊び方はシンプル。クロミちゃんのもとへ向かって一定速度で移動しているクリスタルのカケラを、タクトで叩くだけ。
叩いたクリスタルのカケラが一定の量になると、先ほどのように森の音楽隊が助けに来てくれます。森の音楽隊をフィールドにうまく配置して手伝ってもらいつつ、クリスタルがクロミちゃんの所に到達しないよう、タクトで叩きまくればOKです。
実際に遊んでみておもしろかったのが、リズムゲーム的な要素も大きかったこと。リズムに合わせてクリスタルを叩くと「Nice!」の表記が出て、ステージの進行にしたがって曲調もどんどん変わっていくのが気持ちいい。思わず、しばらく夢中になってタクトを振ってしまっていました。
ゲーム後半になるとマイメロちゃんが歌い始め、周囲を漂う光の粒子も鮮やかにきらめき、パーティクルライブ(※VRChatでは、バーチャル空間上に仕掛けをして、光を飛ばしたり物体を見せたり、観客の視界をジャックして映像を見せることで演出をするライブを指す)のような演出がはじまります。本当に自分たちが“演奏”しているような心地よさがあり、最後まで楽しく遊ぶことができました。
クリアするとランクが表示されるので、ぜひフレンドと一緒に挑戦してみてください。
「マイメロディ&クロミの Precious Harmony♪」へのアクセスはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_d1ca7610-c853-45eb-ae10-075431f25d97
ボートに乗り込みハチャメチャな旅へ!「サンリオキャラクターズ バーチャルボートライド」
「サンリオキャラクターズ バーチャルボートライド」も今回の新しいコンテンツの1つ。
ボートライドといえば、現実世界のピューロランドでもおなじみのアトラクション。ボートに乗り込み、仲間たちにパーティーの招待状を届けていくストーリーは、どうやらリアルのライドと同じようです。
しかし私たちが乗り込むのは、“バーチャル”のピューロランドのスペースボート。シナモンくんの先導で次々にお友達のところへとワープしますが、その先では、バーチャルならではのハチャメチャな旅が待ち受けていました。
このライドはぜひとも実際に体験していただきたいので詳しくは説明しませんが、特に印象的だったのが、「キラメキステッキ」の存在です。
持って振るとキラキラのエフェクトを飛ばせるシンプルなステッキですが、そのエフェクトを周囲の仕掛けに当てることで、キャラクターを“応援”できます。ちょっとした遊び要素かと思いきや、「さすがに無理では!?」と感じるような仕掛けもあり、童心に返って声をあげながら楽しんでしまいました。
「サンリオキャラクターズ バーチャルボートライド」へのアクセスはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_d0a0c408-e3b1-4217-8632-8eb7e8030047
生コッペパンを連射して相手をお腹いっぱいにしよう!「ポチャッコのぱくぱく大作戦」
2024年のサンリオVfesで登場したゲームワールド「ポチャッコのぱくぱく大作戦-Share the ice cream love!-」もパワーアップ!
このワールドは、最大8対8で対戦できる「こおり鬼」スタイルのシューティングゲーム。プレイヤーはアイスシューターを装備し、2つのチームに別れます。フィールドを走り回りながらシューターでアイスを発射し、相手に食べさせて満腹にさせると行動不能に。相手のチーム全員を満腹にさせてあげたほうの勝利となります。
今回はファミリーマートのアプリ「ファミペイ」から「ファミッペ」が登場! アイスではなく、ファミマの生コッペパンをお互いに食べさせあうことができるようになっています。

(生コッペパンはかなりの勢いで高速連射されます。ビジュアルもコンビニで見る商品そのままなので、空腹時のプレイにはご注意ください)
大人数で遊べるゲームワールドとして、今回も盛り上がること間違いなし。フレンド同士でのプレイはもちろん、たまたまその場で一緒になった人ともみんなでワイワイ楽しめるワールドです。
「ポチャッコのぱくぱく大作戦」へのアクセスはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_0996e3c7-2335-4a00-b5b7-4544c64921f6
サンリオが“生成AI”をテーマにパレードを作ったら……?「RYUGU – Generated Paradise」
おなじみのサンリオキャラクターたちが登場し、歌と音楽とあわせてオリジナルのストーリーを楽しめるバーチャルパレード。
サンリオVfesでも定番になりつつある、大勢のリピーターが続出する人気コンテンツでしたが、今回の新作は……なんと、AI竜宮城にAI乙姫!?
「RYUGU – Generated Paradise」と題した今回のパレードのテーマは、ずばり「AI」。
「もっと思い通りになる世界があったらいいのに」と話していたキティちゃん、クロミちゃん、シナモンくんのところに現れたのは、ロボットの亀。「竜宮城は、すべての願いが叶う理想の場所」――そう話す亀さんに導かれ、一行は竜宮城へと向かいます。
その移動中に観客が手にするのが、魔法のステッキ。このステッキによって魔法使いの道具(AI)を使えるようになり、好きなものをGENERATE(生成)できるのだそう。ここ数年ですっかり身近になった「プロンプト」というワードまで登場し、キティちゃんたちが話しているのを聞いて、目を白黒させずにはいられませんでした。
その後の展開については伏せますが、想像以上に「AI」を真正面から取り扱っていて、正直驚きました。それを「魔法」のようなものとして明るく歌いつつ、でも一方では、AIにまつわる懸念も作中ではっきりと示している。昔から定番のテーマである「人工知能」全般ではなく、今まさに大きな話題となっている「生成AI」をメインに据えた物語となっています。
ともすれば議論を呼びそうなテーマかもしれませんが、その取り上げ方の塩梅も絶妙。良い意味で「サンリオらしい」と感じる表現と落とし所になっていたのが印象的でした。
個人的に想像したものとは違った展開になって驚いたのですが、これまでのバーチャルパレードを振り返ってみて、「サンリオさんならそう描くだろうな」と納得。決して強いメッセージ性が込められているわけではないのですが、子供にも伝わるキティちゃんたちの言葉で語られているからこそ、シンプルだからこそ響くものがありました。
そして何よりもよかったのが、歌と音楽です。
今回はラップ要素が多分に含まれている楽曲が多く、そのどれもがポップで楽しげでありながら、歌詞をよく聴くと奥深さもある。歌を聴くためにパレードを何周も見に行きたいと感じたほどです。これほどまでに生成AIを楽しく歌った曲が、かつてあっただろうか。いや、ない。半導体、ありがとう。
毎日遊べるVRテーマパーク!サンリオVfesの開催は3月9日まで
「Sanrio Virtual Festival 2025」は3月9日まで、VRChatの特設ワールドで開催中。VR機器を持っていない人もゲーミングPCから参加可能です。また、体験できるワールドは限られますが、スタンドアローン型のVR機器やスマートフォンからもアクセスできます。
本記事では新作コンテンツを主に紹介しましたが、サンリオVfesの魅力はそれだけにとどまりません。みんなで遊べる「モチポリファクトリー」のようなゲームワールドや、VRChatで活動するコミュニティとのコラボイベント、そして毎週末には、豪華アーティスト&クリエイターによる音楽ライブも楽しめます。
1ヶ月という開催期間は長くも感じますが、終わってみればあっという間。イベント期間中しか楽しめないコンテンツばかりですので、ぜひ忘れないうちに足を運んでみてください!





































