3Dモデル向けファイルフォーマットVRMに対応したソフト「RPG Maker 3Dキャラクターコンバーター」が発売されました。
本ソフトでは、ゲーム制作ソフト「RPG Maker」シリーズにVRM形式の3Dモデルを2Dアニメーション化し、ゲームのキャラクターとして利用できます。開発中の「RPG Maker Unite」向けに開発されたソフトでしたが、既存のRPG Makerシリーズでも利用できるように、さまざまな解像度への出力を想定したそうです。
本ソフトは人型のVRMモデルであれば導入することが可能となっており、「VRoid Studio」などで自作したVRMモデルはもちろん、「VRoid Hub」上や素材販売サイトの他の人が作ったVRMモデルも利用できます。
ただし、RPG Makerシリーズのデフォルトでは、2〜3.5頭身のキャラクターを想定しているため、高頭身キャラクターを利用する場合には、RPG Makerエンジン本体の改修が必要な場合もあるとのこと。
また、ユーザーが自前のVRMモデルをより作りやすくなるよう、VRoid Studio内で利用可能な3.5頭身ボディスーツ素体とカスタム衣装パーツが制作中だそうです。同モデルはゲーム制作用途であればエンジンを問わず利用可能で、ユーザーがVRoid Studio内で自由に編集し、VRMへ出力できます。さらに、素体とカスタムパーツだけを別々に読み込み、自分で様々な組み合わせを試してバリエーションを増やすことも可能としています。
VRMモデルが利用できるのであれば、VTuberも3DモデルやVRユーザーのアバターをゲーム内で利用できるかもしれません。
『RPG Maker 3Dキャラクターコンバーター』製品概要
発売日 |
2023年2月14日午前3時(日本時間) |
希望小売価格 |
1,200円(税込) |
動作環境 |
OS:Windows® 10 (64bit) または Mac OS® X 10.13以降 |
Steam URL |
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出力可能な2D素材解像度 |
歩行グラフィック(5種類): 48×48 / 64×64 / 128×128 / 256×256 / 96 x 146 (『RPG Maker Unite』デフォルト素材仕様) |
備考 |
※ご利用にはSteamクライアントが必要となります。 |
(参考)プレスリリース