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話題 2023.02.15

「RPG Maker 3Dキャラクターコンバーター」が発売 VRM対応 VRoid StudioやVRoid Hubを活用可能

3Dモデル向けファイルフォーマットVRMに対応したソフト「RPG Maker 3Dキャラクターコンバーター」が発売されました。

本ソフトでは、ゲーム制作ソフト「RPG Maker」シリーズにVRM形式の3Dモデルを2Dアニメーション化し、ゲームのキャラクターとして利用できます。開発中の「RPG Maker Unite」向けに開発されたソフトでしたが、既存のRPG Makerシリーズでも利用できるように、さまざまな解像度への出力を想定したそうです。

本ソフトは人型のVRMモデルであれば導入することが可能となっており、「VRoid Studio」などで自作したVRMモデルはもちろん、「VRoid Hub」上や素材販売サイトの他の人が作ったVRMモデルも利用できます。

ただし、RPG Makerシリーズのデフォルトでは、2〜3.5頭身のキャラクターを想定しているため、高頭身キャラクターを利用する場合には、RPG Makerエンジン本体の改修が必要な場合もあるとのこと。

また、ユーザーが自前のVRMモデルをより作りやすくなるよう、VRoid Studio内で利用可能な3.5頭身ボディスーツ素体とカスタム衣装パーツが制作中だそうです。同モデルはゲーム制作用途であればエンジンを問わず利用可能で、ユーザーがVRoid Studio内で自由に編集し、VRMへ出力できます。さらに、素体とカスタムパーツだけを別々に読み込み、自分で様々な組み合わせを試してバリエーションを増やすことも可能としています。

VRMモデルが利用できるのであれば、VTuberも3DモデルやVRユーザーのアバターをゲーム内で利用できるかもしれません。

『RPG Maker 3Dキャラクターコンバーター』製品概要

発売日

2023年2月14日午前3時(日本時間)

希望小売価格

1,200円(税込)
※利用にはSteamクライアントが必要。

動作環境

OS:Windows® 10 (64bit) または Mac OS® X 10.13以降
CPU:Intel Core i3-4340相当以上(2013年 第四世代)
メモリー:8GB以上
HDD:空き容量170MB以上
グラフィックカード:OpenGLに対応したもの VRAM 1 GB以上
ディスプレイ:解像度1980×1080以上

Steam URL

https://store.steampowered.com/app/2218350/

出力可能な2D素材解像度

歩行グラフィック(5種類): 48×48 / 64×64 / 128×128 / 256×256 / 96 x 146 (『RPG Maker Unite』デフォルト素材仕様)
サイドビューバトル(18種類): 64×64 / 320×320 / 512×512 / 194×194 (『RPG Maker Unite』デフォルト素材仕様)

備考

※ご利用にはSteamクライアントが必要となります。

(参考)プレスリリース


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