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AR/MR 2019.01.24

スマホを向けると訳語が出現、言語学習「ロゼッタストーン」がAR導入

言語学習サービスRosetta Stone(ロゼッタストーン)は、海外App Storeで配信中のiPhone用アプリに、ARを活用した新機能を導入しています。ロゼッタストーン社によると、今回のARの導入によって、ロゼッタストーンのアプリでは、リアルタイムの翻訳と物体識別が可能になったとのことです。

ロゼッタストーンは24ヵ国語を超える言語が学習可能な言語学習サービスです。受講希望者は、公式サイトなどで販売されている専用ソフトを購入するか、App StoreかGoogle Playから専用アプリをダウンロード(日本では2019年春配信予定)して、プログラムを受講します。

ARを活用したゲームも配信開始

ロゼッタストーン社は、AR機能の導入に併せて、学習用ゲーム「Seek & Speak」を配信しました。対象物に対してiPhoneのカメラを向けることで、英語やフランス語、イタリア語などで対象物の訳語が表示されます。

「Seek & Speak」は2019年1月現在β版です。ロゼッタストーン社は、正式版がリリースされる際には、対応する言語を増加させる予定と説明しています。


今回のAR機能実装について、ロゼッタストーン社代表のMatt Hulett氏は以下のようにコメントしています。

「AR技術と機械学習の組み合わせは、受講者の皆さまに対して、非常に実りの多い学習体験を提供します。iOS版アプリ(のアップデート)は、イマージョン・プログラム(※)の新たな次元を切り開きました。テクノロジーの力によって(iOS版アプリは)多くの受講者の方々にスマートフォンを通して触れていただけます」

(参考)VRScout

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