ゲームプラットフォーム「Roblox」で、カナダの音楽レーベルMonstercatの公式ワールド「DJシミュレータ」が公開されました。350種類以上の曲で、“音ゲー”が楽しめるワールドです。
DJ用のトラック作りからスタート
「DJシミュレータ」は、その名の通り“DJ気分”を体験できるのが特徴です。DJ用のトラックを作る作業をイメージしたセクションも用意されており、ステージ側と裏方側で、種類の異なる音ゲーをプレイできます!
まずプレイ用の楽曲ミックスを作るところからスタートです。
使える曲は、ゲーム内ストアで購入してアンロックされる仕組みです。1つのミックスを作るためには3曲必要なので、好きな曲を選びます。
曲を買ったあとは、最初の音ゲー「落ちノーツ」の時間です。
上から落ちてくるノーツ(ブロック)が画面下のラインに触れる瞬間、マウスで動かせる半透明のブロックを当てると成功判定。スコアが加算されます。
難易度は結構高めです。筆者はプレイ前にやや油断していたのですが、始まった瞬間、自信が打ち砕かれました。再生中(約45秒間)、すごい勢いでノーツが降ってくるので、画面から目を離す時間は無し。集中しないと高スコアは獲得できません。
この「落ちノーツ」をクリアすると、選択した曲がDJ用のミックスに使用できるようになります。順番や組み合わせに制限は無いようなので、自分だけのトラックを作りましょう!
門を抜けると、そこはDJブース
トラックが完成した後は、DJ用ブースでの“本番演奏”タイムです。ワールドの中心に“ハブエリア”が設けられており、ワープゲートを抜けると、ブースに辿り着けます。
こちらで体験できる音ゲーは、画面上に表示されるコインや“ハイプ”マークを、消えるまでにクリックしていく……という内容です。
「落ちノーツ」と比べると簡単ですが、マークがどこに出現するかは分からないので、気合を入れたプレイングが求められます。
DJ用のステージはいくつか用意されており、プレイで獲得したコインやレベルアップといった一定の条件を満たすと開放されます。ちなみに、ロビーから行けるショップでは、DJ用のデッキやエモートを購入でき、よりプレイを楽しみたい人向けのコンテンツが充実していました。
まとめ:1人でもガッツリ遊べる音楽ワールド
「DJシミュレータ」は、シンプルかつ奥深い音ゲーと、DJ要素を組み合わせた音楽ワールドです。1人で遊べるので「ワールドに人がいなくてプレイできない……」といった問題が起こらないのも嬉しいところ。
ストアで購入できる楽曲は一定期間でシャッフルされるので、ワールドを訪れるたびに新曲に触れられる可能性が高くなっています。将来的には収録楽曲を数千曲まで拡大する計画があるとのこと。実現すれば、非常に息の長いコンテンツになりそうです。
「DJシミュレータ」で、お手軽DJ体験を一度やってみませんか?
執筆:井文