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話題 2021.10.01

シンガポール発のボディートラッカー「AXIS」目標調達額1,100万円を突破

シンガポールのテック系企業Refract Technologies(以下Refract)は、同社が2021年8月に開始した、ボディートラッカー「AXIS (Active XR Interface System) 」のクラウドファンディングが順調に進行しており、すでに目標額(約1,100万円)の調達に成功したと発表しました。

「AXIS」は、リアルタイムの全身トラッキングに対応。ユーザーは“メインハブと子機を身に着ける形式で、シチュエーションに応じた3つのセットアップ(Standard、VR、Creator)が用意されています。発表によれば、「SteamVR」や「OpenXR」、Oculusといったプラットフォームに対応しているとのこと。

予定していた資金を調達したことにより「AXIS」は、生産体制に移行決定しました。Refractによれば、2022年のリリースが予定されているそうです。なおクラウドファンディング自体は、2021年10月2日まで実施されます。

テコンドー団体とも提携

Refractが6月に発表した、MRコンテンツ「バーチャル・テコンドー(Virtual Taekwondo)」にも、「AXIS」が使用されます。現時点では同コンテンツの詳細は不明ながら、Refractはすでにワールドテコンドー(世界テコンドー連盟)と提携済。両団体は、XRを活用して、フィジカルなアクティビティをPRできるバーチャルスポーツプログラムの開発を構想しています。

(参考)プレスリリース


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