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メタバース 2020.12.03

ソーシャルVR「Rec Room」コンテンツをゲーム内トークンで売買可能に

ソーシャルVRアプリ「Rec Room」は、ユーザーが制作したコンテンツをゲーム内トークンで売買できる機能を実装しました。現時点では、有料サブスクリプションの「Rec Room Plus」を利用しているユーザーが作成したコンテンツのみが販売可能です。

「Rec Room」は、2020年9月に、ユーザーがコンテンツ制作の代価を受け取るための方法を模索していると発表しており、それが一部実現された形です。

「Rec Room」は、シアトルのRec Room社が開発しているソーシャルVRプラットフォームです。ドッジボールやテニス、サバイバルゲームなどのミニゲームをフレンドと一緒に楽しんだり、ロビーで他のユーザーと交流したり、時には冒険に出かけたりと様々な遊びを楽しめます。オリジナルのアバターも作成可能。ボイスチャット、ジェスチャー操作によるコミュニケーションも可能で、多彩な楽しみ方ができます。

Rec Room Plus」は、月額8ドル(約830円)のサブスクリプション・サービス。登録すると、ゲーム内アイテムの割引やアバター外装のスロット拡大、毎月6,000トークンの無償配布といった特典を受け取れます。

販売できるアイテムは、アバターの外装やオブジェクト、武器、家具など。2020年12月現在、最低販売価格は500トークン、最高販売額は10,000トークンに設定可能です。ルーム内体験をアンロックする“キー”も販売できます。なお、トークンを現実の通貨にする機能等は実装されていません。

トークンは、35,000トークンが50ドル(約5,200円)、1,000トークンは1.43ドル(約150円)で購入できる状態とのこと。トークン自体は課金以外にも、アプリ内のデイリーチャレンジなどから入手できます。

(参考)Road to VR

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