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ゲーム・アプリ 2017.04.05

VRで実写の中を歩く『Realities.io』アップデートでデスバレーなど追加

実写のVRコンテンツというと、360度カメラで撮影された360度動画などが主流です。しかし、360度動画は頭を回して眺めることしかできません。実際に前に屈んで目の前の人に近づこうとしてもできないのです。

本当の「VR」を実現するために、実写のVRコンテンツでも動くことのできるものがいくつか登場しています。

そのうちの1つ、実写の画像の中を歩く体験が可能なVRアプリ『Realities.io』は先月メジャーアップデートを行いました。新しく探索可能な場所が増え、Oculus Touch仕様のサポート改善やビジュアル面での向上など、徹底的に見直されています。

Realities.IOは、複数枚の写真から3DCG空間を作成。その中を歩き回るという体験ができるコンテンツです。今までは、実写コンテンツとしてはその場から360度見回すという体験がメインでしたが、歩き回るという体験は大きな臨場感をもたらしてくれます。瓦礫などの細かいところまでが高精細な3DCGオブジェクト化されています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=B8FPunc_RTE

主に行われたアップデート

・カリフォルニアの灼熱の地、デスバレーから6つの探索スポットの追加。
・Oculus Rift、Touchユーザーに向けたサポート。
・全ての探索地点においてビジュアル面の強化。
・メニュー表示の全面的な見直し

Steamの告知ページには、「よりシャープに、繊細に見えるようになった」とのコメントもあり、体験の質が向上しています。

まるで現実の中にいるかのように、実写の中を動くことのできるコンテンツはHTC Vive向けには現在『Realities.io』以外、ありません。PlayStaion VR向けには、全く異なる方法で作られた『Joshua Bell VR Experience』があります。

インテルなども動ける実写VRコンテンツに関心を示しており、

 


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