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VR動画 2018.07.18

8K3Dのプロ用360度カメラ、クラウドファンディングで早くも目標達成

中国のVRカメラメーカーDetuが、クラウドファンディングサイトKickstarterにて資金調達を行っています。対象製品は、プロ向けの360度カメラ「Detu Max」。8K解像度の360度動画撮影を謳い、目標金額を早期に達成、現在も調達金額を伸ばしています。

プロ向け360度カメラ市場を狙うDetu

直近ではサンダンスやトライベッカをはじめとする大規模な映画祭で、360度見回せるVR作品の上映が増えてきました。これに伴い、プロ向けの360度カメラ市場も活況を呈しています。昨年10月にはNOKIAが360度カメラ「OZO」から撤退するというニュースもありましたが、新たなメーカーが続々と誕生しては、日々シェア拡大を狙っています。

Detuは2014年1月に中国の浙江省に創立されたカメラメーカーです。当初はVRコンテンツ制作や編集サービスを手掛けていましたが、その後VR関連ハードウェア領域に進出。中国の深センにてハードウェアの研究開発センターを設立しました。これまでにデュアルレンズの個人向け360度カメラ「Twin」および4つのレンズ付きの商業用360度カメラ「F4」、8K動画が撮影可能な「F4 Plus」などの製品を発表しています。

AIチップ搭載、8K撮影と3Dストリーミングが可能

今回発表した「Detu Max」は12Kの静止画、8Kの動画撮影と3Dライブストリーミングが可能です。またAIチップを搭載し、リアルタイムに対象の検出が可能としています。

Kickstarterの超早割で2,199ドル(約24万円)~という設定です。製品出荷は2018年9月を予定しています。

Kickstarterは今月28日まで。7月17日現在、目標金額2万ドル(約220万円)に対して15万ドル(約1,600万円)超を集めています。早割のキット(2,299ドル~)には現時点でまだ在庫が残っているとのこと。

Kickstarter詳細はこちらから。

(参考)VRFocus
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