新作VRゲーム「Presentiment of Death」が3月1日、Steamで発売予定です。ストアページ記載の情報によれば、日本語には未対応です。
「Presentiment of Death」は弓矢を扱うアーチャーの主人公に扮し、襲い来る敵ロボットたちを的確に仕留め、全滅させることに挑むVRタクティカルアクションゲーム。プレイヤーが動くと周囲の敵たちも動き、時間が進むという「SUPERHOT」(SUPERHOT VR)のゲームシステムを採用しており、開発のXOCUSもそれに着想を得ていると言及しています。
「SUPERHOT VR」との大きな違いは武器が銃火器ではなく、弓矢であること。銃火器の場合、基本的に引き金を引くだけで攻撃が実施されましたが、弓矢は弦を直前に引き伸ばす必要があるため、攻撃に大きな間が生まれるようになっています。このタイムロスを念頭に踏まえ、1~2歩先を読んだ行動が求められてくるなど、「SUPERHOT VR」以上に戦略を練る重要性を押し出した難易度になっているようです。
敵対する相手も人型のロボットに限らず、戦車や飛行型といった特殊なタイプを用意。ひと癖もふた癖もある攻撃を仕掛けてくるようで、一瞬たりとも気が抜けない戦いが繰り広げられるとのことです。
Road to VRは、VRローグライク「In Death」(In Death: Unchained)と「SUPERHOT VR」のマッシュアップさせたような作品と報道。また、本編はストーリー主導の形で展開されている構成を採用しているようです。
本稿執筆時点では、PCVR版が告知されていますが、開発のXOCUSによれば、最終的にはすべてのVRプラットフォームへの展開を予定している模様。将来的にはMeta Quest 2、PlayStation VR2版の発売も考えられそうで、今後の発表が待たれます。
(参考)Road to VR