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ゲーム・アプリ 2018.03.01

猿になり自由を求めて戦う『猿の惑星』のVRゲーム今春発売

20世紀フォックスのVR/AR作品部門であるFox Next VR Studioは、映画『猿の惑星』シリーズのVRシューティングゲーム『Crisis on the Planet of the Apes VR』を2018年4月3日に発売することを発表しました。対応デバイスはOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VR(PSVR)となる予定です。

『猿の惑星』が舞台のVRシューティングゲーム

『Crisis on the Planet of the Apes VR』は、映画『猿の惑星』をモチーフにしたVRシューティングゲームです。プレイヤーは人間ではなく、猿として人間たちと戦うことになります。

人類の生存を脅かすウィルスが拡散した結果、世界の人口は激減。残された人々は研究所でワクチンの開発に取り組んでいます。プレイヤーは厳重に守られたこの科学施設に収容され、治療法開発のための研究材料となっている猿となります。ゲームのミッションはこの施設から逃げるため、迫りくる敵と戦いながら仲間たちと一緒に、もといた土地へ無事に帰ることが目的となっています。

本作品はプレイヤーの目線で進行するFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームです。プレイヤーは高度な知能を持つ猿となり、ライフルや機関銃の武器を使い銃撃戦に応戦、壁をよじ登っての移動、ジャンプして相手に襲いかかることで敵と戦います。

今後もVR作品をリリース予定

開発を行うFoxNext VR Studioは、VR市場に向けてコンテンツ制作を継続的に行うことを主要ビジネスのひとつと定めています。シニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネジャーのBrendan Handler氏は、米ウェブメディアVRScoutのインタビューに「『Crisis on the Planet of the Apes VR』を含む三つのVR作品を今年中にリリースする予定です」と語りました。

同氏は本作品について、「VRは映画のストーリーテリングと没入型ゲームのインタラクティブ性を常に兼ね揃えてきました。今回の作品では、VRの持つ可能性を次のレベルまで引き上げていきます」と述べ、続けて「猿の強さやパワー、自分を守るための動き方を感じられるように、暗い猿の惑星の世界でプレイヤーが主体的に動けるようにしています」と語っています。

この春発売

『Crisis on the Planet of the Apes VR』の販売予定価格は14.99ドル(約1,600円)。対応言語は英語となっています。PlayStation VR版の日本での発売は未定です。

Oculus Store『Crisis on the Planet of the Apes VR』
PlayStation Store『Crisis on the Planet of the Apes VR』

(参考)

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