「Pixel Ripped」シリーズの新作登場！名作ゲーム機「Atari 2600」をVRで操作！？

VRスタジオARVOREは、新作のVRゲーム「Pixel Ripped 1978」を発表しました。本作は、VR内で2Dゲーム機を操作して物語を進める、「Pixel Ripped」シリーズの最新作。現在判明している対応VRヘッドセットは、Meta Quest 2とPlayStation VR2です。

「Pixel Ripped 1978」は、3月24日（金）まで行われる開発者向けゲームイベント「GDC 2023」で発表されました。本作の舞台は1978年、当時大きな成長を遂げつつあったゲーム業界を体験できるそうです。プレイヤーは主人公Dotとして、様々な“次元”を行き来し、ゲームメーカーATARIの各ゲーム作品を修復。悪の親玉「CYBLIN LOAD」の計画を防ぎます。

本作は、ATARIと公式にコラボしており、同社が1976年に発売したAtari 2600と思われるゲーム機が確認できます。発表によると、当時カリフォルニア州に存在したATARI本社の散策もできるとのこと。

公開された映像からは、ゲーム機を操作して遊ぶ様子や、ゲーム内に入り込み、ボクセル風のワールドで戦闘や散策を行う様子を確認できます。

ARVOREは、本作の特徴を以下のように説明しています。

・過去に飛び込んで、たくさんのATARIに関わるイースターエッグを理解し、全てが始まった時代に敬意を示そう。

・再現されたサニーベール・アタリ・スタジオを見学。あなただけの物語をお持ち帰りください。

・親しみやすい顔、キャラクター、レトロゲームなど、アタリの人気作品や貴重なコンテンツで満たされた冒険を楽しんでください。

ATARIのCEO、 Wade Rosen氏は「Pixel Ripped 1978」について以下のようにコメントしています。

Pixel Ripped 1978は、新しいものと古いもののエキサイティングな融合であり、最新のVR技術で表現された、アタリにとって全く新しいコンテンツです。

本作は、「Pixel Ripped」のファンの方々を喜ばせると同時に、より多くのATARIコミュニティにこのシリーズを紹介できると確信しています。