Home » Oculus Questがアップデート キャスティング機能強化


Meta Quest 2019.10.18

Oculus Questがアップデート キャスティング機能強化

一体型VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト)に、システムアップデートが配信されました。映像のキャスティング(ミラーリング)機能の強化が実施され、対応するデバイスの増加や、映像遅延の改善などが行われています。

Chromecast搭載テレビにも対応

今回のアップデートによって、Oculus QuestはChromecast v1、Chromecast v2、Google Nest Hubのほか、Chromecastを内蔵したテレビへのキャスティングに対応しました。これまでQuestがサポートするストリーミングデバイスはChromecast v3Chromecast UltraNVIDIA Shield テレビの3種類に限定されていましたが、より多くのデバイスへのキャスティングが可能となります。

アップデート後のキャスティングをテストした米メディアUploadVRは「長期的な利用感はまだ判断できない」としつつも、「キャスティングの品質は更新前と比較して向上し、遅延なども発生しなかった」と評しています。なお同メディアによれば「Lenovo Smart Display」へのキャスティングは、(原因は不明ながら)上手くいかなかったとのこと。

Oculus Questから直接キャスティングが可能に

キャスティングの開始方法にも改善が加えられました。これまではキャスティングを行う際に、外部端末(スマホなど)のOculusアプリを使う必要がありましたが、今回の更新によってVRヘッドセット側から直接キャスティングがスタートできるようになりました。

<イベント情報>Oculus本社の担当者が登壇!「XR Kaigi 2019」12月3、4日開催!

(参考)UploadVR


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード