4月16日(金)、フェイスブックがVRヘッドセット「Oculus Quest 2」のフェイスクッション(ヘッドセット用接顔パーツ)に関してブログを更新しました。
今回のブログは、2月に発表された接顔パーツのリコールに関するもので、ユーザーから皮膚炎の症状が出たとして約81,600台が対象範囲となっていました。
ブログによれば、フェイスブック側が接顔パーツについて広範な調査を実施したところ、製造工程における汚染や予期せぬ物質の混入は見つからなかったものの、皮膚の不快感の一因と成り得る少数の微量物質を特定したとのこと。物質の量は業界標準を下回っていたものの、量をさらに減少させるために製造工程を変更したと説明しています。合わせて、該当物質の量の減少は皮膚科学と毒性学の専門家が確認しているそうです。
加えて、今回の変更によりヘッドセットの額にあたるフォーム部分で皮膚の炎症が起こる可能性は更に低くなったと発表。炎症などの問題が見られた際は、引き続き「ヘッドセット用接顔パーツ」の交換を実施するので、Oculusサポートまで連絡するよう呼びかけています。
(参考)公式ブログ