2020年10月13日発売の「Oculus Quest 2」の事前予約数が、初代Oculus Questの5倍に達していたことが明らかになりました。2020年第3四半期の投資家向け会議にて、フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が報告しています。
投資家向け会議で発言、「我々の期待を大きく上回った」
フェイスブックの投資家向け会議で、マーク・ザッカーバーグ氏は以下のように発言しています。
この四半期（＝2020年第3四半期）、我々は次世代のコンピューティング・プラットフォームを築くことに関して、大きな前進を遂げました。…（中略）…Oculus Quest 2の予約件数は、オリジナルのQuestを追い越し、約5倍に達していました。これは我々の期待を大きく上回っています。
Quest 2の予約件数が伸びた要因はいくつか考えられますが、専用コンテンツの充実は、大きく影響しているでしょう。リリース直後は魅力的な作品（「Beat Saber」など）が少なく、タイトル数も限られていた初代Questと比べると、現在は多種多様なVRゲームが配信されています。「Oculus Link」の実装で、PCVR向けの作品を遊ぶことも可能になりました。
売り上げの増加は、ゲームスタジオを筆頭に様々な企業の注目を集めます。上手くいけば、現在Respawn Entertainmentが開発中の「Medal of Honor: Above and Beyond」のような大作VRタイトルや、おなじみとなった「Beat Saber」のようなスマッシュヒットタイトルに繋がるかもしれません。
（参考）Road to VR
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