2020年10月13日に発売された「Oculus Quest 2」。その売れ行きの現状を示唆すると思われる興味深い情報が明らかになりました。
ソーシャルVRアプリ「Rec Room」の開発者であるShawn Whiting氏によれば、「Rec Room」における「Oculus Quest 2」ローンチ時のユーザー規模は、初代Oculus Questのローンチ時と比較し、2.5倍に達していることを確認したとのことです。
「Rec Room」は、シアトルのRec Room社が開発しているソーシャルVRプラットフォームです。ドッジボールやテニス、サバイバルゲームなどのミニゲームをフレンドと一緒に楽しんだり、ロビーで他のユーザーと交流したり、時には冒険に出かけたりと様々な遊びを楽しめます。オリジナルのアバターも作成可能。「Oculus Quest 2」では、これまでPlayStation 4やPC版の独占だった一部コンテンツを遊ぶことも可能です(初代Questでは不可)。
Whiting氏は、ほかにも「Rec Room」での「Oculus Quest 2」ユーザーの同時接続数が、Oculus Questユーザーの接続数を(一定時間ながら)上回ったことを報告しています。
Quest 2's launch is 2.5x the size of Quest 1 launch based on our numbers at Rec Room 📈
— Shawn Whiting (@ShawnRecRoom) October 14, 2020
One more @recroom Quest 2 stat:
The number of Quest 2 concurrent players crossed above Quest 1 concurrent players on our charts at 7pm PT yesterday 🚀
— Shawn Whiting (@ShawnRecRoom) October 14, 2020
現時点での「Oculus Quest 2」の正確な販売台数は不明ですが、Whiting氏の情報が正しい場合、すでに初代Questと比較してかなりの台数が出荷されている計算になります。徐々に拡大しつつあるVR業界ですが、同VRヘッドセットの登場が成長をさらに後押しするかもしれません。
(参考)Twitter