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VTuber 2019.10.13

【にじさんじ】コアなファンに聞いた配信スケジュールを“追う”方法

VTuber界の“清楚”代表・月ノ美兎さんや天真爛漫なガチゲーマー・本間ひまわりさんなど、数多くの人気配信者たちが所属しているバーチャルライバーグループ「にじさんじ」。しかし10月現在、ライバーの総数は84名にも及んでいて、スケジュール表には魅力的な配信があふれかえっており、「どうやって配信を追えばいいのかわからない…」と悩む人も多い様子。

そこで今回はにじさんじのコアなファンの方々数名の意見を参考に、ライバーたちの活動を追う方法についてまとめました。3つのステップに分けて紹介します。

目次

ステップ1.初心者はまずTwitterと切り抜き動画をチェック!
ステップ2.“推し”のライバーのベルマークは欠かさず「オン」に
ステップ3.「いつから.link」でスケジュール管理して沼に浸かろう
まとめ.リアルイベントや大型コラボもハマるきっかけに

ステップ1.初心者はまずTwitterと切り抜き動画をチェック!

にじさんじの配信に触れたことがない人は、一体何がきっかけで興味を持つようになるのでしょうか? にじさんじファンの方に質問したところ「ニコニコ動画の“迷言集”切り抜き動画から」「Twitterで『ムカデ人間』を観たことがあるという委員長の発言を知ったのがきっかけ」といった回答が挙がっていました。

とくにTwitterの口コミはVTuber界隈で大きな影響力を及ぼしている様子。ライバーの赤羽葉子さんも昨年11月のコラボ配信で、Twitterがきっかけでにじさんじに応募したというエピソードを語っていました。彼女いわく、タイムラインに流れてきた月ノ美兎の名言をまとめたファンアートを見て「名言がすごい面白そうだったから、動画を見に行って、そこでハマった」とのこと。

気になった配信を色々と見ているとお気に入りのライバー、いわゆる“推し”が決まっていきます。どんな風に“推し”にハマっていくのか、ファンの方に話を聞いてみるとその経緯は人それぞれ。たとえば伏見ガクさんのファンの方はライバーとリスナーが朝ごはんを一緒に食べる企画配信「おはガク!」が端緒となったそうで「『おはガク!』に毎日参加するようになって、同じごはんを一緒に食べるのがすごく楽しくてのめり込んでいきました」と語っていました。

またでびでび・でびるさんのファンの方は、それまで人型が多かったVTuber界に颯爽と現れた悪魔的ビジュアルに興味をひかれたそう。その後は猫用おやつの「CIAOちゅ〜る」を食レポしたり、マニアックなホラー映画を紹介したり、悪魔ならではの視点から人生相談に乗る姿を見ているうちに気づけば「けいやくしゃになっていた」といいます。

ファンになるきっかけとしては口コミや切り抜き動画が多いようですが、最近では新規層を開拓するための工夫をライバー自身が行っていることも。たとえば月ノ美兎が配信の見どころをまとめた動画を作成している他、椎名唯華も短めの動画企画に挑戦しているので、興味がある人はチェックしてみては?


ステップ2.“推し”のライバーのベルマークは欠かさず「オン」に

自分のなかで“推し”のライバーが決まった際には、まずYouTubeのチャンネルを登録するもの。そこで意外と忘れがちなのが、配信の通知設定です。チャンネルを登録した時点では「カスタマイズされた通知」という設定が適用され、配信や動画に関する一部の通知しか受け取ることができません。しかしチャンネル登録ボタンの隣にあるベルマークのアイコンをクリックして「すべての通知」に切り替えると、あらゆる通知が届くようになります。

また“推し”の活動をもれなくチェックしたい人は、チャンネル登録だけでなくTwitterのフォローもお忘れなく。本人のチャンネルでは見られない「コラボ配信」を行ったり、「bilibili」や「ツイキャス」といったYouTube以外の媒体で配信することもあるので、Twitterでしっかりチェックしておくのがおすすめです。

最近では1週間の配信予定をまとめてツイートしてくれるライバーも多いので、プライベートの予定を空けておきたい人にも役立つはず。何よりVTuberにとってTwitterは140文字という枠のなかで個性を最大限発揮できる“もうひとつの戦場”。呟きをチェックし続けることでライバーへの理解がさらに深まっていくでしょう。

またコアなファンの中には、ボイスチャットアプリ「Discord」でグループを作って交流している人も多いようです。にじさんじ全般を追ったりライバー個人を応援したりと目的はさまざまで、数百人規模で盛り上がっているコミュニティも珍しくありません。

ファンコミュニティに参加することには、一体どんなメリットがあるのでしょうか? 記事を書くにあたって、実際にグループを運営している方に話をうかがってみたところ「推しの配信予定をより把握できるようになる」「他のファンとの交流がしやすくなる」といった答えが返ってきました。

実際にファン同士でどんな交流が行われているかというと、たとえば“推し”の配信をチャットで実況したり、配信後に感想を話し合ったりしているそう。またリアルイベントがあった際に一緒に行く人を探せる上、イベント後にはオフ会を気軽に開けるというメリットも。その他にも「推しが触れた映画やゲームなどをファン同士で一緒に見たり、遊んだりできる」など、同じライバーを応援するグループならではの“推し活”を楽しめます。

ステップ3.「いつから.link」でスケジュール管理して沼に浸かろう

特定のライバーだけでなく、にじさんじに所属しているライバー全員が気になってきた…そんな“箱推し”寸前の人には公式スケジュールサイト「いつから.link」がおすすめ。全ライバーの配信予定がスケジュール表にまとまっているので、気になる配信を手軽に調べられます。

色がついた枠をクリックすると詳細が表示され、そこからYouTube上の配信ページにも移行できるというシンプルな仕組み。まだ配信が始まっていない枠の場合には待機画面に移動して、YouTube上でリマインダーを設定できるのも便利なポイントです。

さらにTwitterのアカウントと連携することで、“推し”の予定だけをまとめたマイスケジュールも作成可能。「おすすめイベント」機能をオンにしておけば“推し”に設定していないライバーのおすすめ配信も表示されるので、新たなライバーとの出会いの場になってくれるはず。

また今年4月には、iOSとAndroidに対応したアプリ版が登場しました。アプリ版にはライバーの配信情報を「プッシュ通知」で知らせてくれる機能があるので、スマートフォンで配信を追いたい人にもうってつけ。「最推しライバー」を設定すると一部アイコンが“推し”の顔に変わるという、ちょっとシュールな機能も見逃せません。

次々と面白そうな配信が目に入ってくるため、実際に「いつから.link」を利用している人からは「にじさんじ沼に引きずり込まれる」といった評判も上がっているようです。

・「いつから.link」アプリ版のDLはこちら(iOS / Android

まとめ.リアルイベントや大型コラボもハマるきっかけに

10月2日に幕張メッセで行われたライブイベント「にじさんじ Music Festival」も大盛況のうちに幕を閉じ、ますます盛り上がるにじさんじ界隈。今後も12月8日に両国国技館でライブイベント「Virtual to LIVE in両国国技館2019」が開催される他、さまざまな伝説的エピソードを生み出してきたコラボ番組「にじさんじ みっくすあっぷ Season2」のスタートも予告されています。

リアルイベントや大型コラボは、今まで知らなかったライバーの魅力に気づくチャンス。他のファンと一緒に熱狂を楽しみながら、新たな出会いを求めてみてはいかがでしょう?

執筆:大沢雪乃


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