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にじさんじ 2024.07.09

実在しない二次創作イベント「#にじウソうさく」とは? にじさんじライバーたちがパロディ同人作品を公開

にじさんじの二次創作イベント#にじそうさくの開催に合わせて、にじさんじのライバーたちが#にじウソうさくというパロディ創作を公開して話題となっています。


(ライバーたちがXに公開したお品書きより)

そもそも、「#にじそうさく」は、7月7日(日)に東京ビッグサイトで開催されたにじさんじの二次創作イベントです。ファンがにじさんじオンリーの同人誌やグッズを頒布し、コスプレも行われるなど、大きな盛り上がりを見せています。

その「にじそうさく」をライバーたち自らパロディしたのが「#にじウソうさく」です。イベントと同日にライバーたちがサークルカットやお品書きを一斉にX(旧Twitter)で公開しており、自分たちの創作物を作ってくれたファンと一緒にイベントの雰囲気を楽しんでいました。

例えばニュイ・ソシエールさんの場合、ファンを公言しているヤン・ナリさんを中心としたイラスト本やアクリルスタンドのお品書きを公開。新刊とアクスタのセットでお得になるなど、同人あるあるな要素もパロディしていました。

小野町春香さんは、にじさんじ公式グッズ「にじパペット」用のハンドメイド衣装を披露。ライバー活動する前はハンドメイドしていたそうで、自分のにじパペットに夏用の衣装を着せていました。

イラストやでデザインを得意とする轟京子さんは、自分自身のイラスト集を出しています。おまけページでギャル文字講座を収録し、チェキ風を配布するコメントなど、同人創作らしさを感じさせる内容となっています。

佐伯イッテツさんは、強烈なインパクトを残すお品書きを公開。自伝バトル漫画(上)から始まり、どこかで見たことのあるバナナアクスタ、石アクリルキーホルダー、砂の無料配布など、謎の多いグッズがてんこ盛りでした。

デビューしたばかりの新人ライバールンルンさんも参加しています。可愛らしいイラストですが、ちょまぎゃる日記のいう本が2434ページという分厚さである一方、レントゲンクリアファイルが24,340円という高価格であることが話題となっていました。

また、今回のにじウソうさくにあわせ、壱百満天原サロメさんと石神のぞみさんが、ライバーによる二次創作サークルを回って、同人誌やグッズを鑑賞する配信も行いました。いくつかのサークルはライバー本人たちがゲストとして出演し、グッズの解説を行っています。

https://www.youtube.com/live/rNlzIB9NZ6E

今回の実在しない同人イベントの盛り上がりの背景には、ライバー自身は自分たちをテーマとした同人イベントに、大手を振って訪れることができないという事情があります。以前周央サンゴさんがパロディ配信を行っていましたが、その際、行きたくても行けないことを嘆いています。こういったことから、ライバーたちもイベントや創作活動に参加したい気持ちを「にじウソうさく」で表現したのかと思われます。

「にじウソうさく」は「にじそうさく」のパロディながら、ファンにも好評な模様。今回の取り組みによって、ライバーやファンの創作意欲がどれだけ盛り上がっているかが分かる一幕となりました。

関連リンクはこちら。
#にじウソうさく(Xハッシュタグ)

(参考)X(旧Twitterアカウント)、壱百満天原サロメ YouTube


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