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AR/MR 2019.06.04

NBAに向けAR機能を導入、米スポーツ専門チャンネル

アメリカのスポーツ専門チャンネル「ESPN」が、同社のスマートフォン向けアプリとストリーミングサービス「EPSN3」に、ARを活用した新機能を発表しました。今回発表された新機能はNBAのプレーオフで使用可能となり、「コーチモード」「プレイヤーモード」「マスコットモード」など、複数の機能を有します。

今回アプリに実装されるAR機能は、カリフォルニアのAR関連企業Second Spectrumが開発を手がけています。同社はARソフトの開発のほかに、スポーツ関連のデータ分析業務なども行っています。

幅広い機能を実装

発表によれば「コーチモード」は、リアルタイムの試合分析に重点を置いており、「プレイヤーモード」では高所カメラからの映像が使用され、オフェンス選手の得点確率などをリアルタイムで表示するとのこと。

そして「マスコットモード」は“楽しみ”にフォーカスされたシステムとなっており、いずれかのチームがシュートを決めた際、炎のグラフィックがARで表示されます。また、酷いプレイミスが起こった場合、レンガが飛び交うような機能も有しています。

関係者のコメント

AR機能の実装について、ESPNのEVP、Stephanie Druley氏は以下のようにコメントしています。

我々は、このような先進的な技術(を活用したプログラム)をNBAファンの皆様に提供できることを喜ばしく思っております。バスケットボールの試合を放映するのには複数のメソッドがありますが、今回のSecond Spectrumとの提携や弊社の映像チームの尽力が、皆様に新しい形を提供できるものと考えています。

(参考)Forbes


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