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野生動物保護のVRコンテンツ、「テレビと違う特別な体験」

イギリスの動物行動学者ジェーン・グドール氏は、野生動物の保護活動でも知られています。このグドール氏が携わった、野生動物保護を訴えるVRコンテンツがフランスで公開されました。

レノボが技術協力、各国で撮影

このVRコンテンツの発案者はマーケティング分野のキャリアを持ち、VRを使った社会的な活動を行うAdrien Moisson氏です。Moisson氏は「私は視聴者を自然の世界に引き込み、人と自然との繋がりを再び構築すべく、視聴者にアクションを起こしてほしいと考えました」と話しています。

Moisson氏とグドール氏はパートナーを組み、自然保護を訴えるVRコンテンツの制作に着手しました。また一体型ヘッドセットMirage Soloを開発するレノボが、技術協力を行っています。メンバーはアマゾンやオーストラリア、スリランカなどで野生動物を撮影し、コンテンツを制作・編集。また作品をショッピングモールや動物園、映画館で上映するための協議を行っていきました。

グドール氏「VRはTVと違う特別な体験」

120日間の作成期間を経て完成したのは、12分間のVRコンテンツ3本です。熱帯の生態系をテーマにした「Terra」、極地の生き物をとらえた「Alba」、海中の生物を扱った「Aqua」となります。フランス・パリの映画館で公開されており、今後はVRを専門に扱うDiversion Cinemaを通じて展開します。

このドキュメンタリーの成功は、グドール氏の知名度によるものかもしれません。しかし同氏はVRはTV番組よりも強く視聴者を引き込むことができると話しており、その言葉が正しいのであるとすれば、VRという媒体を選んだことで大きな成果を上げているかもしれません。「実際、VRとTVは全く違います。VRでは、動物たちが視聴者の周りを歩き回り、人々は動物の周囲に回ってみたり、後を歩いたりすることができます。特別な体験です」とグドール氏は述べています。

動物の保護を訴えるVR作品としては、象の保護をテーマにし、トライベッカ映画祭でも上映されたVR映画「The Protectors: Walk in the Rangers Shoes」等があります。

(参考)Variety



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