NASAはついに「太陽系外惑星への旅行案内」を開始しました――ですが、現実に太陽系から遠く離れた場所へ行くわけではありません。その代わりにVR技術を使い、さまざまな惑星を訪れる体験ができます。
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360度画像で見る惑星
NASAのVRコンテンツでは実際の惑星の写真でなく、NASAのケプラー宇宙望遠鏡の観察を元に作成された画像を使用しています。ユーザーはPCやスマートフォンで360度画像を視聴したり、VRヘッドセットを使ってVRコンテンツを体験することができます。
NASAによれば、最も近い太陽系外惑星であっても、地球からは何光年も離れています。現実の宇宙船でそこへ行くことはずいぶん先の話になりそうですが、VRなら自宅から手軽に宇宙旅行が体験できます。
3つの惑星を探索可能
現在NASAのウェブサイトでは、「ケプラー186f」、「TRAPPIST-1e」といった6つのコンテンツを用意しています。6月現在、360度画像を体験できるのはそのうち3つのみ。NASAは今後、視聴できるコンテンツを追加していくとしています。
NASAのブログによれば、VR版の「ケプラー186f」では惑星から見た空が変化する様子も観察可能とのこと。コンテンツはNASAのウェブサイトから視聴できます。
VRで宇宙を楽しむコンテンツとしては、各種ヘッドセット向けプラネタリウムアプリ「ホームスターVR」、月面着陸を体験するPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)ソフト「アポロ11号」等も配信されています。
(参考)The Inquisitr