国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)プロジェクトが制作した360度動画「天の川銀河紀行」が、先進映像協会が実施するルミエール・ジャパン・アワード2017年度VR部門でグランプリを受賞しました。
「天の川銀河紀行」は、国立天文台のスーパーコンピュータ「アテルイ」を使用し、さまざまな物理メカニズムを取り入れたシミューレーションによって作られたの天の川銀河の姿を映像化したものです。
普段私たちが目にしている棒状の天の川は、円盤状の星の集まりを真横から見た姿であり、本作品では天の川銀河の外からの景色も視聴することがきます。
「天の川銀河紀行」は、普段私たちが見ることのできない視点からの天の川の姿を忠実に描き出したという点、教育効果が期待できるという点などが評価され、ルミエール・ジャパン・アワード2017年度VR部門グランプリとなりました。