VRイラストレーションアプリ「Tilt Brush」の“派生アプリ”「MultiBrush」がアップデート。Meta社（旧フェイスブック）のアバターシステムへの対応や、パススルー（※）機能が実装されました。
（※：VRヘッドセットのカメラで、現実の周囲の景色を見られる機能）
「MultiBrush」は、2021年にオープンソース化された「Tilt Brush」を基に制作されたアプリ。本家には存在しなかったマルチプレイヤー機能が実装されているのが特長です。当初、配信は「App Lab」と「SideQuest」で行われていましたが、現在はOculus Storeに移行しています（税込2,208円）。
今回の更新によって、「MultiBrush」でのマルチプレイヤー中、Meta社のアバターを利用可能になります。本作ではこれまで、他プレイヤーは浮遊するVRヘッドセット、という形で表示されていました。アバターのサイズは設定で変更可能。公開された画像（上記）からは、大きさの違うアバターが見えており、パススルー環境で同時にアクセスしているユーザーがアバターで映っており、一緒に制作を行う様子が確認できます。
なお、もうひとつの派生アプリ「Open Brush」も、マルチプレイヤーとパススルー機能の実装に向けて取り組んでいることが明らかになっています。「Open Brush」は「MultiBrush」とは異なり、無料で配信中です。
「MultiBrush」のストアページはこちら
https://www.oculus.com/experiences/quest/3438333449611263/
「Open Brush」のストアページはこちら（App Lab）
https://www.oculus.com/experiences/quest/3600360710032222/
（参考）UploadVR
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