長崎県の軍艦島デジタルミュージアムは、4月20日のリニューアルオープンに伴い、マイクロソフトのMR(複合現実)デバイス「HoloLens」を使用した、MR常設展示コンテンツを新設します。同館によれば、HoloLensによるMR常設展示は、ミュージアムとしては国内初となります。
軍艦島デジタルミュージアムとは
軍艦島デジタルミュージアムは、世界遺産である軍艦島(正式名:端島)の歴史を紹介する博物館として2015年に開館しました。軍艦島の元島民による説明や当時の写真、資料、映像、模型の展示に加えて、VRやプロジェクションマッピングなど、先端テクノロジーを中心とした展示・体験ができます。
今回新設されたコンテンツでは、体験者はHoloLensをか装着し、炭鉱員になりきってミュージアム館内を探索します。館内の気になった箇所をつるはしで採掘でき、既存の展示物を拡張したMR展示鑑賞、MR空間で軍艦島の島民の様子を見たり、石炭採掘ゲームが体験できます。また、軍艦島のマスコットキャラクター「軍艦島のガンショーくん」が館内を先導しガイドしてくれます。複数人での同時体験が可能です。
体験の終了時には、体験結果に応じた「MR炭鉱員認定証」がもらえます。近日リリース予定のAR撮影アプリ「おさんぽガンショーくん」(iPhone専用、無料)と連動しており、「MR炭鉱員認定証」をスキャンすることでレアな撮影アイテムを手に入れることができます。
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リニューアルオープン 新設コンテンツ一覧 ・MR体験展示
・「軍艦島のガンショーくん ~かがやくブラックダイヤモンドをさがせ~」
・パノラマ世界遺産
・イラストレーター寺田克也 氏 : 四龍プロジェクト ふすま絵、デジタルサイネージ展示
・写真家 高橋昌嗣 軍艦島写真展示
・忠実に再現された軍艦島「地獄段」のセットの展示
・「夕顔丸模型」展示
施設概要
名称 |
軍艦島デジタルミュージアム |
アクセス |
長崎市松が枝町5-6 (長崎駅南口よりバスで約10分) |
営業時間 |
9:00 ~ 18:00(最終入館17:30) |
休館日 |
不定休 |
入場料 |
一般 1,800円 |
ホームページ |