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Magic Leap 2018.12.06

MR版Firefoxへの布石 Magic Leap対応のブラウザ開発者版が公開

Mozilla(モジラ)が、Magic Leap(マジックリープ)が開発するMRデバイス「Magic Leap One」に対応したWebブラウザの開発者版を公開しました。ブラウザ体験が空間に広がるようになる第一歩と言えます。

現在機能するのは2Dブラウザのみ

Mozillaが現在開発を進めているブラウザは、ウェブブラウザFirefoxの開発者版「Nightly」に「Servo」というブラウザエンジンを組み込んでいます。

「Magic Leap One」には、すでに公式のWebブラウザ「Helio」が存在します。「Helio」は、2Dと3Dの両方の機能を有するWebブラウザです。Webブラウザからページに掲載されている3Dオブジェクトを現実に出現させるといった機能も有します。開発元のMagic Leapは「Helio」を「Webブラウザのあるべき姿。平面と封じ込めからの解放」と表現しています。

Mozillaのブラウザは、2018年12月現在、2Dのブラウザのみが機能します。Mozilla公式ブログによると、パートナーやコミュニティと共同で、2019年中に「完全なFirefoxブラウザ体験」の実現を目指していくとのことです。

https://www.youtube.com/watch?v=KI3iqMMPYOk

Mozillaは、VRやARに対応したWebブラウザの開発やAPIの構築に力を入れています。2017年にはWebブラウザ「Firefox」がブラウザでVR体験を可能にするAPI「WebVR」(PC向けVRヘッドセット対象)対応を実現しました。2018年9月には、一体型VRヘッドセットを対象としたWebブラウザ「Firefox Reality」をリリースしています。

ダウンロード

Mozillaの新Webブラウザは、コチラからダウンロードが行えます。
現在、Magic Leap Oneは開発者版が米国内にのみ販売されています。

価格は無料です。

(参考)Road to VR

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