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ゲーム・アプリ 2020.04.27

Live2Dアバターアプリ「mocape」開発へ macOSに対応

macOSへの対応やWebカメラレスのフェイストラッキングを実装した、Live2Dアバターアプリmocape(モカペ)の開発プロジェクトが始動しました。

「mocape」は、自らもアバター「時音カル」として配信を行っているグラフィックデザイナーのclocknote.さんが開発したアプリ。アニメーション作成ソフト「Live2D」のアバターを動かすことができ、「クロスプラットフォーム対応(Windows / macOS)」「Webカメラを使用しない高精度なフェイストラッキング」「磨かれ続ける表情反映エンジン」「現場を考慮した機能設計」といった特徴を持っています。

mocapeではWebカメラを使用せず、iPhoneX / iPad Proのフェイストラッキング機能(ARKit)を使って表情を認識します。これによって高い精度を実現しており、Webカメラに顔が映るリスクがないそうです。

また、半目状態でのまぶたの震えを抑えたり、ウィンクの表情の動きを支援したりと、どのような表情を意図しているかを反映できるように調整を続けていくとのこと。さらに、現場でのセットアップを考慮して、「クライアントベースの課金(PCへのインストールが無料)」「ポータビリティを意識した設定ファイル」などの機能が実装されています。

リリースは今秋の見込みで、AppStoreで月額500円前後のサブスクリプションを想定しています。なお、占い師VTuberのセフィラ・スゥさんが、本アプリを使ったβテスト配信を行う予定です。

(参考)clocknote. note


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