Meta Quest向けアプリを配信する公式ストア「Meta Horizonストア」が、2D(非VR)ソフトウェアのリリースに対応しました。アプリ開発者は、VR以外のアプリをストア上で公開できます。
「Meta Horizonストア」は、これまでVRアプリ(ゲーム、ツールなど)のみを配信できるプラットフォームでした。今回の変更によって、Google Playなど配信されているAndroid系のアプリが「Meta Horizonストア」で配信可能になった形です。
米メディアUploadVRによると、同ストアで提供される2D系のアプリは、同時使用したりVRアプリを起動した状態で、ウィンドウに表示したりするといった使い方ができるとのこと。
しかし、すぐに2Dアプリが大量にリリースさることはなく、展開は緩やかに進むことが予想されます。現在、 Android系のアプリの多くは、支払いや認証といったシステムに「Google Play開発者サービス」を使用していますが、現在のMeta側のSDKには同等の機能が存在しないためです。
Meta社は、2024年後半にPlatform SDKの2D Androidバージョンをリリース予定、同バージョンでは、「Google Play開発者サービス」に含まれる機能の一部が実装される計画です。
(参考)UploadVR
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