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VRゲーム・アプリ 2023.06.02

「アサシン クリードVR」など、20タイトルを超える新作VRゲームが発表された「Meta Quest Gaming Showcase」まとめ

6月2日(金)午前2時、今後、Meta Quest(Quest 2)向けに発売予定の新作VRゲーム情報を紹介するライブ放送「Meta Quest Gaming Showcase」がMeta Quest JapanのYouTubeチャンネルにて配信されました。

放送では、かねてより開発中と噂されていた人気ステルスアクションゲーム「アサシン クリード」のVR向け新作を始め、20以上に及ぶVRゲームの新情報が発表されました。

発表された各タイトルの情報は以下の通りとなります。

「Meta Quest Gaming Showcase」(2023年6月2日):目次

1. 「アサシン クリード ネクサス VR」
2. 「Asgard’s Wrath 2」
3. 「サンバDEアミーゴ パーティセントラル」
4. 「ゴーストバスターズ: ゴーストロードの覚醒」
5. 「PowerWash Simulator VR」
6. 「進撃の巨人 VR: Unbreakable」
7. 「デスゲームホテル」
8. 「The 7th Guest VR」
9. 「ストレンジャー・シングス VR」
10. 「バレットストーム」
11. 「I Expect You To Die 3: 機械の中の歯車」
12. 「デメオ バトルズ」
13. 「アリゾナサンシャイン 2 (Arizona Sunshine 2®)」
14. 「We Are One」
15. 「No More Rainbows」
16. 「Silent Slayer: Vault of the Vampire」
17. 「UNDERDOGS」
18. 「Racket Club」
19. 「Vampire: The Masquerade – Justice」
20. 「Dungeons of Eternity」
発売済みタイトル:アップデート情報

「アサシン クリード ネクサス VR」

ユービーアイソフトの看板タイトルであるステルスアクションゲーム、「アサシン クリード」シリーズのVR向け完全新作。かねてより開発中であることが報じられてきたタイトルで、今回の放送でタイトル名が「アサシン クリード ネクサス VR」であることが正式発表されました。2023年後半に発売予定で、ゲームの詳細は6月12日(月)放送のオンラインイベント「Ubisoft Forward」でお披露目されます。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5812519008825194/

「Asgard’s Wrath 2」

2019年にOculus Rift(Rift S)独占タイトルとして発売され、100GBを超す容量、プレイ時間は40時間超の大ボリュームで話題を呼んだVRアクションRPG「Asgard’s Wrath」の続編。

今回はMeta Questプラットフォーム(※初代Quest非対応)向けに発売。60時間以上に及ぶボリューム、探索のたびに自動生成されるエクストラダンジョン追加など、前作をはるかに超える大作となって帰ってきます。前作では後発のアップデートで対応した日本語にも、最初から対応しているとのこと。発売は2023年後半を予定しています。Meta Quest Storeでは事前予約の受付も開始。価格は税込5,990円です。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/2603836099654226/

「サンバDEアミーゴ パーティセントラル」

1999年にアーケードゲームとして誕生し、好評を博したリズムアクションゲーム「サンバDEアミーゴ」15年ぶりの完全新作。元は2023年2月9日放送の「Nintendo Direct 2023.2.9」で発表されたタイトルで、そのVR版となります。VR版ではTouchコントローラをマラカスに見立ててプレイする形となり、おサルのアミーゴと一緒にポーズを決めながら遊べます。8月30日発売のNintendo Switch版の後になる2023年秋に発売予定。Meta Quest Storeでは事前予約の受付も開始されています。価格は税込3,990円。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5736173679792982/

「ゴーストバスターズ: ゴーストロードの覚醒」

1984年に第1作が上映され、その後に続編およびリブート版が展開された人気映画「ゴーストバスターズ」原作のVRアクションゲーム。アメリカ・サンフランシスコを舞台に、映画でお馴染みの「プロトンパック」で街中で暴れ回るゴーストたちを捕獲していきます。ソロプレイのほか、最大4人まで参加可能なマルチプレイに対応。ストーリーはゲームオリジナルで、新たな脅威「ゴーストロード」との戦いが描かれます。発売は2023年秋を予定。Questプラットフォーム以外にPlayStation VR2(PSVR2)版の発売も予定されています。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4746232908818706/

「PowerWash Simulator VR」

高圧洗浄機を用い、ありとあらゆる物の汚れを落としていくお掃除シミュレーター「PowerWash Simulator」のVR版。基本的なゲームの内容はPC、家庭用ゲーム機向けに発売されたオリジナル版を踏襲。操作周りはTouchコントローラによる新しいものへと変更され、より直感的なお掃除が楽しめるようになっています。手を伸ばしたり、身を乗り出すといったVRならではの没入感を高める動作も可能とのこと。2023年内の発売が予定されていて、Meta Quest Storeの情報によればオリジナル版同様、日本語にも対応します。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/3713270985434472/

「進撃の巨人 VR: Unbreakable」

人気漫画「進撃の巨人」を原作とするVR立体起動ハンティングアクションゲーム。プレイヤーは調査兵団の一因になり、巨人との人類存亡をかけた壮絶な戦いに挑みます。立体起動装置を操って空を舞う爽快なアクション、巨人に喰われる恐怖に常にさらされ、それを間近で体験させられる作りをセールスポイントとしています。開発は「リトルウィッチアカデミアVR」を手がけた株式会社UNIVRS。当初、2023年夏の発売が予定されていましたが、今冬に延期となったことが今回の放送で発表されました。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/6103719433003732/

「デスゲームホテル」

「レッドシーズプロファイル」こと「Deadly Premonition」、「The Good Life」を代表作とするゲームデザイナーSWERY氏の新作にして、VRカジノバトルゲーム。ストーリーの全容は伏せられていますが、ホテルのカジノのような場所を舞台に、チップに限らず「手」に「足」までを賭ける命がけのギャンブルが繰り広げられます。ストーリーモードのほかにオンラインモードもあり、最大5人のプレイヤーとのカジノバトルが楽しめるとのことです。発売時期は未定。YouTubeではZ指定のトレイラーも公開されています。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/7371422382882960/

「The 7th Guest VR」

幽霊屋敷の探索に挑むVRホラーアドベンチャーゲーム。元は1993年、パソコン向けに発売された作品で、フロッピーディスクが全盛だった当時としては珍しいCD-ROMによる販売と、その大容量を活かしたムービーデモ、手ごたえのあるパズル要素で話題を集めました。2019年には発売25周年記念のリマスター版がPC(Steam)スマートフォン向けに発売されています。VR版は『アリゾナ サンシャイン』などで知られるVertigo Gamesが開発。フル3Dで再現された屋敷を舞台にした新たな探索が楽しめるとのことです。発売は2023年内を予定。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5223884527630557/

「ストレンジャー・シングス VR」

Netflixで配信されているSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を原作とするVRホラーアクションゲーム。プレイヤーは原作のドラマ版の敵役であるヴェクナになり、裏側の世界で人々の心に入り込んでは悪夢を思い起こさせ、イレブン(ドラマ版の主人公)たちへの復讐に挑みます。テレキネシスによる攻撃といったアクションのほか、原作の登場人物たちにも悪夢を見せられるという”もしも”が体験できる作りが特徴。2023年秋に発売予定で、ゲーム内言語は日本語に対応します。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/7803243026376133/

「バレットストーム」

国内では2011年にPlayStation 3、Xbox 360、PC向けに発売された”フルボッコ”なFPS「バレットストーム」のVR向け完全新作。2011年のオリジナル版をVRでリメイクした作品ではなく、ストーリーも含めて独自に作り直された新作になるとのことです。様々な攻撃を組み合わせ、敵をあの手この手でフルボッコにする「スキルショット」のシステムは健在の模様。開発は熱帯雨林サバイバルゲーム「Green Hell」のVR版を手がけたIncuvoが担当していて、2023年後半の発売を予定しているようです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/6565887093433499/

「I Expect You To Die 3: 機械の中の歯車」

念動力(テレキネシス)を宿すチップに埋め込まれたスパイになって、絶体絶命かつ荒唐無稽なピンチを乗り越えていく人気VR脱出ゲーム「I Expect You To Die」のシリーズ最新作。卑劣な計画を企てる新たな敵の野望を阻止するため、プレイヤーは前作を上回る”大ピンチ”に挑んでいきます。

これまで発売されたシリーズ2作を遊んだことのあるプレイヤーをニヤリとさせる小ネタも用意されているとのこと。発売は2023年夏を予定。Meta Quest Storeでは事前予約の受け付けも開始されており、価格は税込2,490円。発売日までは、期間限定で9%割引の2,242円で販売されます。また、これまでは後発対応だった日本語にも最初から対応しています。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4676322075753574/

「デメオ バトルズ」

VRテーブルトークRPG「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」の流れを汲む対人戦特化型のVRストラテジーゲーム。プレイヤーはチャンピオンを筆頭とする強力な軍隊を編成し、アリーナ上のマップで相手との生き残りをかけたターン制の戦闘に挑みます。前作とは異なり戦闘に特化した作りになり、全体的なゲームスピードは向上(平均対戦時間は、Meta Quest Storeの紹介いわく20分未満とのこと)。また、対戦形式は1対1のほか、2対2のチーム戦も用意されています。発売は2023年内を予定。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4189524851131699/

「アリゾナサンシャイン 2 (Arizona Sunshine 2®)」

PC、Meta Quest、PlayStation VR(PSVR)など、多数のプラットフォーム向けに発売されたVRゾンビシューティングゲーム「Arizona Sunshine(アリゾナ サンシャイン)」の続編。多彩な武器を駆使して「フレディ」ことゾンビたちを撃退し、生き延びることを目指す基本の内容はそのままに、新たに犬の相棒「Buddy」が登場。連携してゾンビと戦えるようになりました。前作にはなかった近接武器も登場し、戦術面の強化も図られているとのことです。2023年後半に発売予定。PlayStation VR2(PSVR2)版の発売も予定されています。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5245041552210029/

「We Are One」

タイムループと共に誕生する過去の自分自身と協力し、自然環境の破壊を目論むロボット軍団との戦いに挑むVRパズルシューター。”ひとりマルチプレイ”を実現させる、革新的なゲームシステムを売りとした作品です。元は2021年に「Help Yourself」の名で体験版が公開されたタイトルで、知る人ぞ知るフリーゲーム「Cursor*10」を思わせる作りで注目を集めました。製品化に当たり、ステージ数の大幅な増量のほか、オンラインリーダーボードへの対応などが図られています。6月2日より、Meta Quest Storeで販売中。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4052099231581371/

「No More Rainbows」

闇に覆われた故郷である暗黒の地を、なんか小さくてカワイイ者たちが暮らすメッチャ明るくてファンシーな世界に変えた道化師をぶちのめすべく、魔物の主人公が大暴れするVRアクションゲーム。VRゴリラ鬼ごっこゲーム「Gorilla Tag」に着想を得たワイルドな操作スタイル、正義と悪が逆転した”ハートフルボッコ”なストーリーと世界観を売りにしています。アクションゲームとしての作りも懐かしのステージクリア型で、往年の名作を意識した要素も満載とのこと。6月2日より、Meta Quest Storeで販売中。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5446476285387663/

「Silent Slayer: Vault of the Vampire」

ヴァンパイアスレイヤーの主人公となり、古の吸血鬼のせん滅に挑むVRホラーパズルゲーム。棺で眠る吸血鬼が目覚めないよう、邪悪な儀式によってかけられた罠を慎重に解除しつつ蓋を開け、彼の者に杭を打ち込んで磔にするのを目指す一風変わった内容が特徴。罠が発動してしまうとゲームオーバー。また、杭を打ち込む時にも激しく、勢いよくやってしまうと吸血鬼が目覚め、同じくゲームオーバーとなります。Meta Quest Storeによれば、2023年の近いうちに発売予定とのことです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5353670608005479/

「UNDERDOGS」

5トンの大型メックを操縦し、多彩な武装を駆使して次々と襲い来る敵を撃退していくVRアクションゲーム。戦闘はアリーナ上のフィールドで繰り広げられ、敵を全滅させられれば勝利。その後、100種類以上におよぶ武装の中からひとつを選択し、再び戦いへと挑みます。ローグライク的な要素と、選んだ武装に応じて性能の異なるメックが誕生するアップグレードシステムが特徴。アリーナとは別の場所で繰り広げられる、ストーリー展開と絡んだ戦闘も用意されているようです。2023年内に発売予定。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/5302178529865980/

「Racket Club」

「Blaston」「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」などのVRゲームを多数開発してきたResolution Gamesによる新作。その名の通り、ラケットを用いるスポーツゲームですが、テニスでもスカッシュでもない、まったく新しい”なにか”である模様。本稿執筆時点で判明しているのは対戦は2対2形式で、相手チームとの距離が非常に近いなど、卓球の要素も含んでいると思しきこと。また、オンライン対戦も可能に加え、コートサイドで他のプレイヤーとの交流が楽しめるロビー機能も備わっているようです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/6022041731249559/

「Vampire: The Masquerade – Justice」

水の都「ヴェネツィア」を舞台にしたVRアドベンチャーRPG。プレイヤーが扮するのは吸血鬼で、陰に隠れつつ、超人的な能力を駆使してターゲットである罪人たちに裁きを下していきます。人間や敵対するヴァンパイアの血を飲むといった吸血鬼ならではのアクションと、その特性を活かしつつ立ち回る戦闘と探索が特徴。ヴェネツィアの美しい運河と建物の裏に隠された、おぞましくも骨太なストーリーもセールスポイントとなっています。2023年秋に発売予定。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/6179032068838054/

「Dungeons of Eternity」

最大3人まで参加可能なオンラインマルチプレイにも対応した、VRダンジョン探索RPG。タイトルにも冠された永遠に等しい生成パターンを持つダンジョンマップ、物理演算をフル活用した戦闘システムを売りとしています。自動生成はマップに限らず武器も対象で、その数は実質無限であるとのこと。そのため、戦闘でもプレイするたびに決まって違いが生まれる作りになっているようです。2023年後半に発売予定。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/6341779295861881/

発売済みタイトル:アップデート情報

新作タイトルと並行して、発売済みタイトルの大型アップデート情報も公開されています。

「Onward」

2023年夏に「1. 11アップデート」の配信を予定。2つの新しい武器、一部環境の視認性向上とアニメーションの強化、練習場のリニューアルが行われるとのことです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/2677344882310094/

「Walkabout Mini Golf」

日本時間6月9日、フランスの作家ジュール・ヴェルヌ原作の冒険小説「海底二万里」をテーマにした新コースを追加するダウンロードコンテンツが発売。それに次ぐコースとして「地底旅行」(地底探検)が予定されていることも発表されました。

また、新たなDLCシリーズ「Evil Lairs」の発表、VR版とのクロスプレイにも対応したiOS向けのポケットエディションの配信も明らかになっています。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/2462678267173943/

「The Next Evolution of NFL PRO ERA」

2023年後半にマルチプレイヤー、新しいモードと新機能の追加を図る大型アップデートの実施が予定されていることが発表されました。それぞれの詳細は不明ですが、今後の配信に向けて随時、公開していくとのことです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4193975210678121/

「Ghost Signal: A Stellaris Game」

大型無料アップデート「Fleet Expansion」の配信が発表。2隻の新しい宇宙船の追加のほか、オートセーブ機能とセーブスロット拡張、ゆっくり宇宙探検を楽しみたいプレイヤーに向けた「リラックスモード」が導入されます。本アップデートはすでに配信中です。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4302631119827554/

「Little Cities」

6月中に「Sandboxアップデート」を実施予定であることが発表。小さな村が沢山あったり、親指を立てたような形をしているといった様々な島を作れるようになるほか、これまでにも増して規模の大きな都市の創造が可能になるとのことです。

◇ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/quest/4988470131168299/

(参考)Meta Quest Store、プレスリリース、Meta Quest Gaming Showcase


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