Meta社の英語サイトにて、VRヘッドセット「Meta Quest」のコントローラーのボタン配置についてユーザーにアンケートを取った結果が公表されました。
今回の調査では、Meta Quest 2の所有者345名から、どのボタンからどのアクションを最も連想するかを報告してもらったとのこと。上記画像は、青色の文字は50%以上が特定の操作を連想し、黄色の文字は20~49%の間で特定の操作を連想したと回答した結果を示したものです(Meta Quest 3のTouch Plusコントローラーのボタン配置も同様)。
また、プレーヤーが各ボタンから連想するアクションをコントローラーごとに分け、最も連想したアクションと割合を示した表も公開されています。
結果は以下の通り。
■左コントローラー
X:リロード(20%)
Y:特になし(20%未満)
左スティック押し込み:ダッシュ(26%)
左スティック傾け:自由移動(81%)
左トリガー:ショット(40%)、ADS(20%)
左グリップ:掴む(70%)
メニュー:ゲームメニュー(60%)■右コントローラー
A:ジャンプ(52%)
B:リロード(22%)
右スティック押し込み:特になし(20%未満)
右スティック傾け:自由移動(60%)、カメラ操作(25%)
右トリガー:ショット(75%)
右グリップ:掴む(72%)
Oculus(Meta)ボタン:再調整/ダッシュボード(73%)
Yボタンと右スティック押し込みは、特定のアクションが連想されたケースが20%未満となっています。Meta社はこの結果を踏まえ、アプリをデザインするとき、これらのボタンはよりクリエイティブで自由な使い方ができると答えました。
あわせて、ストアで配信されている使用率上位23シューティングゲームのリストから、ボタンとアクションの関連性をスコアとして示した画像も公開。トリガーの「ショット」、グリップの「掴む」が、左右のコントローラーともスコア100になっており、右スティック押し込みは特定のアクションが20未満となっていました。
その他、リアル系シューティングゲームにおける、肩、腰、胸の装備スロットに想起されるアイテム(大型銃器、手榴弾、小型銃器、弾薬など)を示した画像や、リロードにおいて行われるアクションのスコアを示した画像も公開されました。
アンケート結果の詳細はこちら(英語ページ)。
https://developer.oculus.com/blog/button-action-mapping-user-inputs-controller-meta-quest-horizon-developers-vr-mr/
(参考)Meta 公式ニュース