Meta社は、VRヘッドセット向けの新しいアカウントシステム「Metaアカウント」の提供を開始しました。Facebookアカウントに代わり、Meta Quest 2などを利用する際に今後必要となります。
「Metaアカウント」では、MetaのVRデバイスへのログインや購入済みのアプリの管理をFacebookアカウントなしで行えます。初めて利用する場合、メールアドレス・Facebookアカウント・Instagramアカウントのいずれかを使ってアカウントを作成できます。
すでにFacebookアカウントを使ってVRにログインしている場合、Facebookアカウントを使ってMetaアカウントを作成するか、Facebookアカウントを削除して代わりにメールアドレスを使用するかを選択可能です。Facebookアカウントを引き続き使うかどうかにかかわらず、これまでの購入またはダウンロードしたVRアプリに引き続きアクセスでき、友達情報も引き継がれ、自動的にフォロワーになるとのこと。
ただし、Facebookアカウントを使わずにMetaアカウントを作成する場合、MetaのVRデバイスを使っているFacebook上の友達を簡単に探せなくなります。また、VRでMessengerを使うなど、Facebookを必要とするコネクテッドエクスペリエンスも利用が不可に。Facebookアカウントの追加や削除はいつでも可能です。
一方、FacebookとOCULUSアカウントをまだ統合していない場合もこれまで通り利用可能ですが、2022年末(米国時間)以降はMetaアカウントとMeta Horizonプロフィールを作成する必要があります。
Meta Horizonプロフィールも導入開始
Metaアカウントを作成すると、これまでのOculusプロフィールの代わりとなる「Meta Horizonプロフィール」を作成するよう求められます。このプロフィールはVRやウェブで使うソーシャルプロフィールで、アバターやプライバシー設定などを管理できます。Oculusプロフィールを設置してる場合、情報は引き継がれるとのこと。
アバターの作成・更新も行うこととなり、アバターの髪や服装などを自由にカスタマイズできます。
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