将来的な火星探査を支援するためのプラットフォームを、VRで作り上げるプロジェクト「The Mars Virtual Reality (MarsVR) 」のクラウドファンディングが、Indiegogoで開始されました。目標調達額は、10万ドル(約1,000万円)です。
「MarsVR」は、火星探査のほか、学校や博物館で行われるSTEMプログラムの啓発、宇宙飛行士の訓練のため、“エンジニアリング・グレード”のVRシミュレーションを製作することを目標としています。
調達した資金は、「MarsVR」の開発などに使用されます。「MarsVR」はPC向けのソフトで、クラウドファンディングに成功した場合、将来的にSteamで無料公開される予定。有料で教育や研究に関連する追加コンテンツもリリースされるとのこと。
クラウドファンディングは、4つのフェーズ(2万5,000ドルごと)に“分割”される形で実施中。調達額が10万ドルを超えた場合、博物館や教育機関と連携し、「MarsVR」を、それぞれのプログラムやカリキュラムに導入する、長期的なプランを推進していくことが告知されています。
(参考)Indiegogo