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Vision Pro 2026.03.23

「MacBook Neo」、Vision ProやXREAL Oneにつないでも大丈夫?

アップルの低価格ノート型Macである「MacBook Neo」が発売になった。10万円を切る価格、徹底したカラーバリエーションも「8GBのメインメモリー」と、いろいろな意味で話題になっている。


(MacBook Neo。写真のモデルはインディゴ・USキーボード。価格は9万9800円から。)

MoguraVR的に言えば、気になるのは「いろいろな仮想ディスプレイ系機器が使えるのか」という点だ。実際にApple Vision ProXREAL Oneなどで使ってみて、留意点などがないかを確かめてみた。

■カラバリしっかり・十分な速度。コスパは良好

まずMacBook Neoとはなにかをおさらいしよう。

Macには複数のラインナップがある。違いは主に、ボディデザインとプロセッサーの種類によるものだ。MacBook Neoは、iPhoneにもプロセッサーとして使われたことのある最も安価な「A18 Pro」を採用したものである。他のMacでは「M5」に代表されるMシリーズが使われている。

アップルは「AシリーズがiPhone用、MシリーズがMac用」と明言したことはないが、これまでiPhoneはA、MacはMで分かれていた。しかし今回、MacにA18 Proが使われたことで、このルールは破られた。今後も、低価格モデルではAシリーズが使われる可能性がある。

A18 Proを搭載したMacBook Neoの性能は、ベンチマークによると、2020年発売の「M1搭載 MacBook Pro」よりも少し上、というところ。仕様がより新しい関係上、AI関連の処理はMacBook Neoの方が速くなるシーンが多い。

Geekbench 6でのテスト結果。赤枠内がNeo。速度はM1搭載製品より少し速い程度か)

メモリーが8GBしかないのは、iPhone向けのA18 Proがメモリーを8GBしか搭載していなかったためだ。これはリスクであり、容量の大きなデータを扱う場合、多数のアプリを同時に使う場合には、体感速度が落ちる可能性につながる。試してはいないが、UnityやUnreal Engineなどでガリガリとゲーム開発をするのは、性能的に向いていない可能性がある。

とはいっても、ウェブや文書作成はもちろん、簡単な動画編集も問題なく行えた。そもそもiPhone 16 Proが、スマホとしてはかなりハイスペックなものだ。だから、大抵のことはこのプロセッサーでもこなせてしまう……というのが実情だろう。

■Vision Proとの連携は問題なし

Macは色々なことに使える。特にMoguraVRの読者的に重要なのは、「Vision ProやXREAL Oneなどとの連携が問題ないか」という点だ。いきなり答えを言ってしまうと「まったく問題なかった」のだが、試してわかったことを順に述べていこう。

まずVision Pro連携から。


(Vision Proと連携させてみた)

「Mac仮想ディスプレイ」という機能があり、Macの画面をウルトラワイド(21:9もしくは32:9)の画面で、バーチャル空間内に表示できる。

こちらは、Vision Pro側から操作して観覧に接続できた。近くに複数のMacがあっても、MacBook Neoを明示して接続すれば問題ない。


(ちゃんと内部にウルトラワイドの画面が登場)


(複数のMacがあるときも、MacBook Neoを選べば問題なく接続)

背景を仮想環境にした場合には手元のキーボードが見づらくなりやすいが、現在のvisionOSでは、両手とその近くにあるキーボードを認識、透過させて表示する機能がある。これももちろん、MacBook Neoでも機能している。


(カラバリのキーボードもちゃんと透過してみえる)

パフォーマンス面でも特に、これまでと違うところはない。だから、従来通り使えると考えて良さそうだ。

■サングラス型ディスプレイは接続先に注意

では、XREAL Oneなどの、USB-Cで接続するサングラス型ディスプレイはどうだろうか?


(XREAL 1Sを接続してみた)

MacBook Neo自体は、USB-C経由での、DisplayPort規格を使った外部ディスプレイ接続に対応しており、これを使えば、サングラス型ディスプレイも基本的に使える。

今回はXREAL 1Sを使ったが、ワイド(16:9)・ウルトラワイド(21:9)ともに問題なく表示はできている。こちらもパフォーマンスの問題はない。

接続してみた。16:9でも21:9でも問題なく認識

ただ、留意する点が2つだけある。

MacBook Neoは1台の外部ディスプレイにしか接続できない。だから、通常のディスプレイをつなぎつつサングラス型ディスプレイも繋ぐ、ということはできない。

それに加え、MacBook Neoには2つのUSB-C端子があるものの、自分から手前側と奥側では機能が異なる。手前側はUSB 2仕様で、高速なデータ転送やディスプレイ接続に対応していない。奥側のみUSB 3仕様で、ディスプレイを接続できる。


(MacBook Neoには2つのUSB-C端子があるが、外部ディスプレイをつなげられるのは奥側だけ)

ここで間違って手前側(USB 2)の端子に接続した場合、画面には「このMacの他のUSBポートに接続してください」という警告が出る。これが出たら差し間違いの印なので、つなぎなおそう。


(USB端子をつなぎ間違えると、このように警告表示が出る)

このくらいしか留意点はなく、ごく普通に使えてしまう。

だから、MacBook Neoを持ち歩いて、Vision Proやサングラス型ディスプレイを使って大画面で仕事をすることは十分に可能……と覚えておいてほしい。


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