10月30日、開発者のMIRO氏がMacのアプリを手元のデバイスで操作できるアプリ「Casement」を公開しました。Apple Vision Proにも対応しています。
Casementは、画面全体を縮めて映す従来のリモートデスクトップとは仕組みが異なり、デスクトップアプリのウインドウ1枚ずつを手元に表示できます。表計算ソフトもエディタも、Mac上で動かしているAIエージェントも、席を離れたまま続きを操作できます。
Apple Vision Proでは、PC上の特定のウインドウを空間に自由に配置できます。手元に近づけておくウインドウと、ときどき見るだけのウインドウを離れた位置に置くことも可能です。なお利用時は外付けキーボードとマウス、またはトラックパッドの接続が必要です。
時間かかっちゃいましたが、「Macアプリを」リモートで手元のiPhone/Vision Proに持ち込む “Casement”リリースしました!従来のリモートデスクトップとはひと味違う、本当に便利なリモートツールです。自分が普段使いしながら開発している自信作。ぜひ。 #Casement
https://t.co/3nu4A02arR https://t.co/qjG3crAe69— MIRO (@MobileHackerz) October 30, 2026
#Casement Vision Proでもぜひ。ウインドウを空間に配置できるので、「このウインドウは手元に近づけて」「チラ見でいいやつは遠方に」とか、それらを使うのに視線だけでフォーカス移動できるとか、そうだよXRデスクトップってのはこうなんだよ!感が。キーボードとマウスの用意は忘れずに。 https://t.co/iuznaTJNSW
— MIRO (@MobileHackerz) October 30, 2026
導入にはMac側の「Casement Home」と、手元デバイス側のCasementの両方をそろえます。Casement HomeはMac用で無料。対応環境はmacOS 26以降のAppleシリコン搭載Macと、iOS 26・iPadOS 26・visionOS 26・macOS 26以降のデバイスです。接続は同じWi-Fi内が前提。双方にTailscaleを導入して同じtailnetにつなげば、2回目以降は離れたネットワーク間でも接続できます。(※tailnetとは、Tailscaleで相互に接続された機器のネットワークのことです)
通信は中継サーバーもアカウントも介さず、DTLS 1.2以上で暗号化されます。初回接続時は6桁の数字列を照合し、Mac側で許可したデバイスだけがつながる仕組みです。広告や解析、トラッキングも入っていません。
料金は7日間の無料期間のあと、アプリ内の買い切りへ移行します。1回の購入でiPhone・iPad・Apple Vision Pro・Macのすべてに使えます。サブスクリプションはありません。
Casement 概要
| 名称 | Casement/Casement Home |
| 開発者 | MIRO氏 |
| 公開日 | 2026年10月30日 |
| 対応Mac(Casement Home) | macOS 26以降のAppleシリコン搭載Mac/無料 |
| 対応デバイス(Casement) | iOS 26・iPadOS 26・visionOS 26・macOS 26以降のiPhone・iPad・Apple Vision Pro・Mac |
| 接続 | 同一Wi-Fi。双方にTailscaleを導入し同じtailnetに接続すると2回目以降は離れたネットワークからも可能 |
| 料金 | 7日間無料、以降はアプリ内の買い切り(1回の購入で全対応デバイス) |
| 公式サイト | https://casement.win |
参考
https://x.com/MobileHackerz/status/2116047940779381222

