Home » 黒井しば、ついに3D実現なるか?「にじさんじ歌謡祭2024」の記載にファンが注目 開発スタッフは過去にVTuberの“四足歩行”に目を向けるとコメント


にじさんじ 2024.10.29

黒井しば、ついに3D実現なるか?「にじさんじ歌謡祭2024」の記載にファンが注目 開発スタッフは過去にVTuberの“四足歩行”に目を向けるとコメント

VTuberグループ「にじさんじ」の年末ライブイベントにじさんじ歌謡祭2024。多数のライバーが出演する大型企画にて、ファンから注目されているライバーがいます。それは黒井しばさんです。


にじさんじ公式サイトより引用)

黒井しばさんは、にじさんじ所属の4足歩行の犬ライバーです。にじさんじSEEDs2期生として2018年にデビューしましたが、未だ3Dお披露目がされていません。その大きな理由のひとつが、3D姿で4足歩行を実現するための技術的な問題と言われています。

VTuberの大型ライブでは、全身の部位にトラッカーと呼ばれるセンサーを装着し、全身の動きを3Dモデルに反映させています。しかし4足歩行をライブ配信で行った事例は現状ほとんど無いといえます(同じく人型ではないでびでび・でびるさんの場合は、二足歩行&飛行となっています)。

ところが、10月28日(月)に公開された「にじさんじ歌謡祭2024」の特設Webサイトの記載が、SNSで話題になっています。黒井しばさんが参加するユニット「黒夢町」に“2D UNIT”の表記がなく、もしかしたら3Dの姿で出演するのではないかと、ファンから考察されているのです。

これだけではなく、黒井しばさんの別ユニット「りねしば」は“2D UNIT”と明記されている他、2D・3D混合ユニットの「NIJISANJI EN GIRLS」に参加するライバーには“2D”との記載があるので、黒井しばさんの3D化に説得力が増しています。

X(旧Twitter)のトレンドにも名前が上がり、黒井しばさんもこれに反応。ただの表記揺れの可能性も十分にありますが、ファンたちからは待望であったため、期待せざるを得ません。

ANYCOLORが2年前から目標としていた「四足歩行」の実現

2022年にMoguLive編集部では、にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社の3Dスタッフにインタビューを行っています。その中で、当時の3Dディレクターの古藤氏は、以下のように語っています。

古藤:
3Dトラッキングはまだまだ課題があるので、技術的な課題で苦労をかけている部分を無くしていきたいという思いがあります。それから「四足歩行」にも、そろそろ目を向けないといけないかな……と思っています。

四足歩行が何のことかは明言していませんが、四足歩行ライバーは黒井しばさんだけのため、そのことを指していると思われます。にじさんじでは2021年にARライブ「“LIGHT UP TONES”」にて技術的に大きな革新を遂げており、その後も3Dライブでこれまでにない挑戦を続けてきました。

今回の「にじさんじ歌謡祭2024」は計100ユニット以上が出演し、黒井しばさん以外にも、3Dモデルをお披露目する可能性があるライバーが何名か見られます。本当に四足歩行が実現するかはまだ分かりませんが、12月の開催を今から待ち望みましょう。

「にじさんじ歌謡祭2024」は12月20日(金)~22日(日)に開催。特設サイトはこちら。
https://www.nijisanji.jp/events/nmf2024/

(参考)「にじさんじ歌謡祭2024」特設サイト


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード