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AR/MR 2019.10.27

インスタグラム、美容整形関連のARフィルターを削除へ

SNS「インスタグラム」で、美容整形手術を連想するARフィルターが将来的に削除されることが明らかになりました。

整形関連フィルターの承認も中断

今回の発表はフェイスブックが提供する「Spark AR」に関する告知として行われました。「Spark AR」は、同社が開発したARエフェクトツールです。2019年8月にインスタグラム向けのオープンベータ版がリリースされました。

フェイスブックの発表

インスタグラムのエフェクトギャラリーから、美容整形手術を連想するエフェクト(ARフィルター)が将来的に削除されます。整形手術に関連する(ARエフェクト)の承認は延期されるほか、規約違反の(AR)エフェクトの削除も続行されます。

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fix me filter just out – come live your plastic surgery fantasy

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人気フィルターも削除されるか

2019年10月24日時点では、フェイスブックは、美容整形手術関連のARフィルター削除に関する具体的な手順や削除日時などは発表していません。削除の基準や、フィルターの製作者に前もって通知が行われるのかも不明です。

現在、インスタグラムでは「Plastica」や「Bad Botox」、「Fix Me」など美容整形手術に関連するARフィルターが広く流行しています。米メディアMicによれば、「Bad Botox」は、同SNSユーザーによって累計1億回使用されているとのこと。仮にフェイスブックが厳格に削除を行った場合、これらのフィルターもインスタグラムから取り除かれると推測されます。

(参考)Mic


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