株式会社アスクは、HTC Viveを無線化する外部デバイス「TPCAST Wireless Adapter for VIVE」(以下、ワイヤレスアダプター)の取り扱い開始を発表しました。販売は2018年2月予定、価格は3万円台後半になるとのことです。
PC接続型のVRヘッドセットを使用する際、良質なVR体験を阻害する要因の一つとなるのがケーブルです。VRコンテンツをプレイ中にケーブルが手や足にからまったり、ケーブルをPC接続しているために動ける範囲が限られる、といった問題があります。
「ワイヤレスアダプター」はこうした問題を解決するためのデバイスです。HTC ViveでのVR体験において、ケーブル配線を気にすることなくコンテンツを楽しむことが可能となります。
本製品はPCに取り付ける送信機に加え、HTC Viveヘッドマウントディスプレイに取り付ける受信機、電源ユニットなどで構成されています。データのロスや遅延が少ない、HTC Viveのワイヤレス環境を構築することができるとのことです。
なお「ワイヤレスアダプター」を開発するTPCast社は、同製品をOculus Riftにも対応することを発表しています。Oculus Rift対応『TPCast』は海外では2017年第4四半期(10月〜12月)後半のリリースを予定しています。日本での販売予定は明らかになっていません。
製品の概要
製品名 |
TPCAST Wireless Adapter for VIVE |
予想市場価格 |
3万円台後半(税別) |
発売時期 |
2018年2月予定 |
(参考)
株式会社アスク ニュースリリース
https://www.ask-corp.jp/news/2017/10/tpcast-wireless-adapter-for-vive.html