Meta社(旧フェイスブック)のメタバース「Horizon Worlds」で、コンテンツ内アイテム販売システムのテストが開始しました。現時点では一部のクリエイターにのみ提供される予定です(日本では未実装)。
「Horizon Worlds」はVRヘッドセット「Meta Quest 2」を使ってバーチャル空間に参加し、アバターを通して他の参加者とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームを遊んだりできるサービスです。
Meta社によれば、今回発表されたシステムは「クリエイターが生活のための収入を得られ、利用者がデジタルアイテムやサービス、体験を購入できるメタバース」を構築するための長期的なビジョンの第1歩になると説明しています。
購入したアイテムの所有権(プラットフォーム全体に持ち出せるのか、あるいは1ワールド内に限定されるのか)や、ワールドが消失した場合の購入アイテムの扱いなどは不明です。販売アイテムの収益の分配率なども公表されていません。
なお、Meta社は「全く新しいアナリティクス・ダッシュボード」の提供を開始したことも告知しています。ワールドクリエイターに対して、利用者がどのように関与しているかの情報を、より細かく伝達する仕組みになっているそうです。
(参考)Road to VR
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