Meta社は、ゲームエンジン「Unity」向けのXR UIキット「Horizon OS UI Set」をリリースしました。開発者は、OSと“一体感のある”インターフェースを構築することができます。
現在、Meta Quest向けのVRゲームの大多数は「Unity」か「Unreal Engine」を使用して製作されています。ただこれまでMeta社は各エンジン向けのUIフレームワークの提供を行っていませんでした。今回リリースされた「Horizon OS UI Set」は、“Meta XR Interaction SDK for Unity”のv69アップデートに含まれます。米メディアUploadVRによると、デフォルトの段階でコントローラーとハンドトラッキングに反応するよう、コンポーネントがセットアップされているとのこと。
「Horizon OS UI Set」では、アプリに合わせてUIの色やフォントを簡単にカスタマイズ可能で、「Unity」側の各種機能を使って、より細かくカスタマイズすることもできます。テストビルドは、「Interaction SDK Samples」アプリを通じてテスト可能です。またFigmaにも対応しており、デザイナーはXR向けインターフェースの“モックアップ(模型)”を事前作成することができます。
(参考)UploadVR
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