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ホロライブ 2021.02.18

新企画「ホロライブ・オルタナティブ」の狙いとは? これまでの情報まとめ

2月17日(水)、VTuber事務所ホロライブの「hololive IDOL PROJECT 1st LIVE.『Bloom,』」で、新プロジェクト「ホロライブ・オルタナティブ」が発表され、アニメMVが披露されました。ホロライブは今後、Twitter漫画やPVで、ホロライブの世界観を発表していくと告知しています。

「ホロライブ・オルタナティブ」とは?

公式HPによれば、新プロジェクトは「(ホロライブに)所属する彼女たちの、同じようでいて違う、あるいは違うようでいて同じ――……そんな、ほんの少しだけ別の可能性。これは、もしかしたら存在するかもしれない“とあるセカイを描く”、異世界創造プロジェクト」と説明されています。発表されたPVからも、ホロライブ所属VTuberのいる世界が、現実のものとは違った場所だと見て取れ、普段の配信活動とは別軸でのプロジェクトであると推測できます。

今回発表された世界観は、2019年の冬コミで頒布された公式ブック「ホロアースクロニクルズ」に収録されたものを拡張した企画であることが発表されています。このブックには公式による独自世界観のイラスト&ショートストーリーが収録されていました。

新プロジェクトの狙いは?

今回の情報公開に合わせ、カバー株式会社CEO谷郷元昭氏がnoteで記事を投稿。「ホロライブ・オルタナティブ」の狙いについて「私たちは、バーチャルライブやオンラインゲームをはじめとした、所属タレントとファンの皆さんが同じ空間で楽しめる体験を提供していきたいと考えています」と語っています。

谷郷氏は2020年1月20日に「新サービスの立ち上げと人材募集」というnote記事でも「(世界中のファンとのコミュニケーションを)解決できるようなコミュニティサービスの立ち上げも検討していきたい」という趣旨の発言していました。

またPV制作は、「Fate/Apocrypha」アニメキャクターデザインデザインを手掛けたアニメーターの山田有慶さんのエイプリルフールネタがきっかけであったとコメントしています。

現在、カバー株式会社は社員採用を行っており、募集している業種を見てみると「バーチャルライブ、ゲーム、コミュニティアプリ等の担当ディレクター」や「CTO直下でオンラインゲーム制作を行うエンジニア」、「テクニカルアーティスト」、「3DCGモデラー」などが中心です。こうした人材採用の指針が、今後の「ホロライブ・オルタナティブ」プロジェクトと少なからず関連していると考えられます。新発表された企画がどのような展開を迎えるのか、これからの動向に注目です。

(参考)note「ホロライブ・オルタナティブ」プロジェクト始動!


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