北海道北広島市は、市の住みよさをPRするキャラクターとしてVTuber(バーチャルYouTuber)を起用しています。10月19日よりYouTubeにて動画投稿を開始、年度末までに16本の動画を公開する予定とのこと。配信開始から一週間ですでに地元テレビ局に取り上げられるなど、注目されつつあるようです。
北広島市はシティセールス事業の一環として、平成26年度から市の魅力を動画を通してPRしています。平成29年度末までに44本の動画を制作しており、平成30年度はYouTuberスタイルを取り入れた動画「バーチャルユーチューバー編」の公開を開始しました。
今回起用されたVTuber「ヒゲさん一家のクラーク先生」の初動画では、自己紹介や北広島市の基本情報と、既に公開中の他のYouTuberが出演する動画の紹介などを行っています。また質問コーナーも設けており、こちらで質問を募集しています。
担当者が交代しても継続できる仕組み
本システムには、株式会社ViRDのバーチャルキャラクターになりきれるアプリ「パペ文字」を採用しています。本プロジェクトは、自治体のように年度単位で担当者が交代する場合でも、継続して続けられる「デジタルの着ぐるみ」というコンセプトで発足したとのこと。
自治体でVTuberを起用して魅力を発信するという試みは、これまで茨城県にVTuberの「茨ひより」がアナウンサーとして着任するなどもあり、VTuberの活用が広がりつつあることがうかがえます
(参考)北海道 北広島市