Oculus VR社にあるコンテンツ制作スタジオOculus Story Studioが、VRアニメのキャラクター「ハリネズミのヘンリー」を公開しました。ヘンリーを紹介する動画も公開されています。
Meet Henry from Story Studio on Vimeo.
Oculus Story Studioは、Oculus VR社内にあるVRコンテンツ制作のスタジオです。Oculus Rift製品版の発売に向けて、VR映画などのコンテンツ制作に注力しています。
これまでは、「Lost」と呼ばれる短編作品を制作し、イベント等で公開してきました。今回公開された「Henry the hedgehog」(ハリネズミのヘンリー、以下ヘンリー)はOculus Story Studioが制作する2つ目の作品になります。この作品は、ハリネズミのヘンリーが主人公の心温まるコメディになる予定。今年中の完成を目指しています。監督は、ピクサーで「メリダとおそろしの森」、「モンスターズ・ユニバーシティ」などのアニメ映画の制作に関わったRamiro Lopez Dau氏です。ヘンリーは、Oculus Story Studioのプロダクション・デザイナーKendal Cronkhite氏の協力のもと、VRコンテンツのためのキャラクターとして誕生しました。
Oculus Story Studioは、VRコンテンツのクリエイターや映画制作者を促し、制作手法等を伝えていくことを目的としています。
Oculus VR社は、同社のウェッブサイト内にStory Stuioとヘンリーのページを設け、メルマガの登録を受け付けています。登録者は7月28日にハリウッドで開催されるヘンリーのプレミアイベントへの招待が当たるかもしれない、とのこと。
ヘンリーはアメリカ的な子どもたちにも人気が出そうなキャラクターです。一方で、Oculus Riftの使用制限として、13歳未満には体験させないようにという注意事項があり、ヘンリーのVRコンテンツがどのような展開を辿っていくのか、引き続き注目したいところです。