Home » Oculus Questのハンドトラッキング バッテリー消費増はわずか7分


Meta Quest 2019.10.03

Oculus Questのハンドトラッキング バッテリー消費増はわずか7分

2019年9月25日(太平洋時間)から米国で開催されていたFacebookのイベント「Oculus Connect6」。その中で発表された一体型VRヘッドセットOculus Questの新機能、ハンドトラッキングによるバッテリー消費はわずか7分とのことです。

既存のコントローラーを使わず操作可能に

現在のOculus Questでは操作にコントローラーを使用しますが、2020年初旬に実装予定のハンドトラッキング機能により、ユーザーはコントローラーを使わずにメニューやアプリを操作できるようになります。

エンジニアリングマネージャーのロバート・ワン氏は「Oculus Connect6」内で開催された講演で、ハンドトラッキングの開発にあたっては「バッテリー消費をいかに低く抑えるかが最優先だった」と語りました。

https://www.youtube.com/watch?v=n19aODoK90w

また講演では、ハンドトラッキング機能は既存のコントローラーと同時使用はできないこと、従来のコントローラーであればバッテリー消費増加はないこと、ハンドトラッキング機能開発には最近公開された機械学習の論文などが突破口になったことも語っています。

さらに、Oculus Questのハンドトラッキング機能は一体型のVRヘッドセットとしては初であり、HTCのVIVE Focusのようにあらかじめセットされた手の動きのみを認識するものとは異なることにも触れています。

次世代Oculus Goもハンドトラッキング機能を搭載?

Oculus Questのハンドトラッキング機能がバッテリー消費に大きな影響を与えないということで、機能実装後もユーザーは今までとほぼ変わらないプレイ時間を確保できます。

(参考)UploadVR
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード