オープンワールドゲーム「グランド・セフト・オート5(GTA5)」を使ったドキュメンタリー映画、「GRAND THEFT HAMLET」が2025年1月に、アメリカで公開されることが発表されました。シェイクスピアの演劇「ハムレット」をゲーム内で上演しようとする俳優たちの取り組みが描かれます。
「GRAND THEFT HAMLET」は2021年、新型コロナウィルスによる隔離措置が実施されているイギリスが、現実の舞台。ロックダウンで仕事がなくなった主人公のサムとマークは、「GTAオンライン」をプレイ中、ゲーム内の劇場を目にして「ハムレット」の上演を思いつきます。ただし「GTA」は、“バイオレンスアクション”系のゲーム。多くのプレイヤーは強盗や車泥棒といった犯罪行為や戦闘を楽しんでいます。そんなカオスな状況の中、オーディションをして仲間を集めていく…というストーリーが展開されるようです。
「GRAND THEFT HAMLET」の撮影は、すべてゲーム内の携帯電話に実装されている撮影システム(カメラ)で行われているのが特徴。予告映像は、名セリフ「生きるべきか死ぬべきか」から始まり、撃たれながらも、2人が必死に取り組みを進めようとする様子を見ることができます。
近年「GTA5」は、メタバース的な活用で注目を集めています。VTuber・ストリーマーの界隈では2024年、ライバーたちが警察やギャングなどに分かれてRP(ロールプレイ)する「ストグラ」「にじさんじGTA」「hololiveGTA」といった企画が、大きな注目を集めました。
また、メタバース内で演劇を実施する試みも様々な事例があります。ソーシャルVR「VRChat」でも、シェイクスピア作品である「マクベス」の上演が行われるなど、有志による演劇活動が盛んに行われています。


