12月12日、Googleは、同社の公式YouTubeチャンネルで、AIを搭載したプロトタイプスマートグラスを発表しました。
新型スマートグラスは、GoogleのAIプロジェクト「Project Astra」の紹介動画内で披露されました。同デバイスには先日発表されたAI「Gemini 2.0」が搭載されており、天気の予報や周辺の状況などを、AIに音声で確認可能です。
公開された動画では、通りがかった公園の情報を聞いた男性に、AIが公園名(プリムローズヒル)や、敷地内では自転車に乗れないことを伝える様子を見ることができます。映像の後半には、建物に入るためのパスコードをリマインドするシーンも登場。“個人情報”の登録なども行えるようです。
Googleは、「Project Astra」を“アシスタント型AIの未来”と位置付けています。同プロジェクトは、映像をスキャンして、周囲の状況を認識する技術を軸としており、問い掛けに対するAIの反応が非常に速いのが特徴。またスマートグラスのほか、通常のスマートフォンでも動作します。
(参考)YouTube