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AR/MR 2019.07.22

グーグルのARアプリで、自宅が美術館に。ピカソやゴッホが見れる新機能

グーグルのiOS/Android向けアプリ「Google Arts & Culture」に、新たなバーチャル美術館「The Art of Color」が追加されました。ピカソやゴッホなど有名画家の合計33作品が展示され、世界中の芸術作品を色彩ごとに楽しめます。

色で楽しむ世界の名作

「The Art of Color」を体験するには、「Google Arts & Culture」のアプリを起動し、画面下に表示されているカメラのアイコンをタップ。その後「Pocket Gallery」を選択、カメラを床などの平面に向け、スマホを円を描くように動かします。続いて画面下に表示されている「The Art of Color」のアイコンをタップすれば、バーチャル美術館のダウンロードとAR表示がスタートします。

ミュージアム内は壁に囲まれているため、VRのような没入体験が可能。窓やドアからは現実世界が表示されているため、実際の部屋にミニチュアの美術館を立てている感覚になれます。

ギャラリーに入ると、バーチャル美術館を歩き回って絵画作品を鑑賞できます。展示されている作品をタップすると詳細情報が書かれたカードが表示され、より深い知識を得られます。

芸術を身近なものにするGoogle Arts & Culture

Google Arts & Cultureのデザインリードを務めるAndy Joslinは、チームの目指す目標について、公式ブログで次のようにコメントしています。

チームの目標の1つは、人々と芸術がより近付くことができるための新しい方法や、驚くべき方法を見つけることです。ジョージア・オキーフの「Red Cannas」、アムリタ・シェール=ギルの「Mother India」、葛飾北斎の「凱風快晴」など有名な傑作から隠された名作まで、 世界中のアートワークを集めています。

Google Arts & Cultureはウェブ上で文化財の展示などを行うグーグルの一部門です。今までにも「ネルソンマンデラの投獄生活」やイギリス首相官邸の中を探検することのできる360度ツアー型コンテンツなど、文化団体らと協力して文化財の展示を数多くを配信しています。

Google Play『Google Arts & Culture
App Store『Google Arts & Culture

(参考)Next Reality


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